なら学びの会

学び・なら総合研究所
学びの共同体の情報交換のページ

4.16気になる記事!

2024-04-18 20:42:43 | 日記

 桜も八重やボタンに変わり、気温もうなぎ上り。農作業も遅れ気味ですが何とか4日予定の田植えには間に合いそうです。この土日は出会い人足で、導水路(井手)の掃除と給水が始まります。水を入れたとたん「カエル」の合唱が始まります。それを狙って、シロサギやクロサギが飛来します。田植えが終わると、今度はカモがつがいでやってきます。いつも同じカモが来ているのか、畔の草刈りをしていても、最近では遠く離れるだけで飛び立つ気配はありません。今年もやってきますかね?

さて、記事を2件(いずれも、読売新聞)

 若手教員指導新ポスト 文科省

 

 働き方改革や休職・退職者増、ブラック企業、モンスターペアレンツetc管理職のなり手がない、慢性教員不足、定年延長、教特法の見直し、なおざりのICT、あげるだけできりがない教育現場。・・・大丈夫か~

 

お気に入り

 佐藤先生「子どものすべてを引き受ける」

 佐藤暁先生「忙しいとは、心を亡くすと書きます。心を亡くした人が子どもの前に立つなんて、悲しい!」

 馬塲先生「五本の学びの屋台骨」

 石井先生「子どもが伸びる 教師が育つ 学校が変わる」

 小畑公志郎先生「四月からどうする」

 ・・・

ではまた、

 

 


文殊「模擬授業」のススメ

2024-04-09 21:13:19 | 日記

かわち学座 馬塲先生から力強いメッセージをいただきました。

テーマ「模擬授業のススメ」

 各校ともすでに新しい試みが始まっていると思います。かわち学座の「五本の屋台骨」を実際に体験して初めて納得いくのではないでしょうか。先生方が、何かしらの価値観(学びの共同体に対する)を持たない限り、研究会用の学び合いに他ならないですよね。こういう研究会を進めることで、一番不利益をこうむるのはやはり、学びの主人公である子どもたちでしょう。中途半端や生兵法はけがのもとといいますでしょ。目の前の子どもたちのために!

 以前こんな話を聞いたことがあります。満員電車に例えて、「何かしら始めようとすれば必ず他の乗客との摩擦が生じます。この摩擦を避けたければじっとしていなさい。じっとしていれば摩擦は避けられますが、自分の目的地には一生つくことはないのだ」と。さてあなたは、どっち派?


始まりましたね

2024-04-02 21:12:31 | 日記

ついに幕開け。

新メンバーで気持ち新たに頑張りましょう。

お知らせ

小学館 オンライン講座  「教室と学校の未来へ~学びの共同体3つのキーワード」

3回に分けての講座です。

 

学びのたより 4月号

 

奈良の会 拡大学習会 4月13日(土)「聴き合える教室を四月からどう創る?」

 

目白押しです。

 

 さて、私どもはこの天候不順で「コメ作り」かなりのタイミングの悪さが重なっています。ようやく先日晴れたので、畔の草刈りを済ませました。引き上げるときにふと、畑を見るとなんと・・・!

 

「きのこの〇」は有名ですけど、それに匹敵する「踊りつくしんぼ」何年ぶりでしょうか。せっかくなので卵とじにして晩酌のつまみになりました。

 

 前号にも書きましたが、いよいよ新事業所がオープンを迎えました。生駒の菜畑駅前です。もうすでに30名ほどの待機児童の申し込みがあり、スタッフの募集も間に合わず、こちらから複数名の出向で何とか急場しのぎとなりそうです。できるだけ早く、落ち着いた環境をと躍起になっているところです。興味のある方は、前号のHP参考になさってください。

「一歩前 踏み出す勇気に乾杯!」


3.20大荒れのお天気

2024-03-20 10:24:05 | 日記

 朝からこちらは明け方からの雨が、先ほどから霰(あられ)に変わりバラバラと?風もかなりの強さで吹き荒れています。おかげで、農作業も一休みです。しかしながらこれ以上田おこしが遅れると「やばい」!モミ蒔き、育苗が詰まってきて、4月末の田植えまで休みなしでやらなければなりません。

 さてさて、2月の佐藤先生の講演をまとめる予定でしたが、仕事も年度末で忙しく少しズルをして松元SV のまとめを借用しました。参考になさってください。

 

R6年 2月15日(木) 富雄中学校研究授業  佐藤学先生講演

学びとつながり

 グループ学習は話し合いではない --学びがない

  つぶやく  聴き合い 学び合い「未知の世界からの旅」 

  ✖発表のし合いではない(わかっていることを話している)

 小さな発見をつぶやく つぶやきとぼそぼそ 今日の授業はこうなっていた。みんなつぶやいている

 ジャンプ課題 重要 課題でつながる どの子も重要

  低学力の子を引き上げる方法は、ジャンプしかない 

  3分の1が分かるジャンプでよい どの子も夢中にする

 インターラクティブ 相互作用 コミュニケーションの間で思考が生まれる

 低学力の子、家庭が厳しい子は 言葉が貧しい 

 貧しい思考(言語)では、抽象的な思考ができない  

   ✖基礎から教えてもダメ100年かかる

 授業開始から3~5分で作業に入る 早くスイッチを入れる

  7分、10分教師の話が続くと ・・子どもは聞いていない集中できない

  5分以内に最初のグループを入れると 授業の最後までもつ

  戻しと、グループで確認を 2,3回入れるとよい

教師の仕事は

 「聴く」「つなぐ」「もどす」  

    子どもは「もどす」ができない。終わると(問題を解くと)先へ進もうとする

 「もどす」は教師しかできない

あと一歩高めましょう! 

 1つは、 始めから終わりまで、 授業の最初からグループにする

  一斉の形から、グループにするより 夢中度、学力が上がる(データから)

  はじめの3~5分が決定的 教師と生徒が呼吸を合わせて学びに向かう

 教師の仕事は「創造的」な仕事,ゴールを意識したい 始まりを大切に 繊細に

 2つめは グループには3つある  

   1と2のグループ学習は効果がない グループ学習が嫌いな先生がさす学習法

  やってはいけないグループ

    効果があるのは3 のグループ学習

    1 collective learning

  6人班 協力学習 答えを一つにまとめる 班長を決める

  レーニン による 社会主義 (効率化を求めた班)  学べない

  日本では軍国主義の時代に導入された ※大正時代以前は4人班だった

 

 2 cooperative learning 6人班 話し合い学習 (ジョンソン&ジョンソン)

  中身がない 騒がしい

 

 3〇 collaborative learning グループ 4人班 学びの共同体の班

  (レフ・ビゴツキーによる理論)

  最近接領域理論による学び 一人では学べない 仲間と共に学ぶ 班長を決めない 

 

「探求と協同」が30年前から世界の教育の主流に 日本は遅れている

世界のグローバル経済、グローバル思考に対応してる 今の労働は知的、専門的サービスが主流、昔は「理解」することをもとめた 単純労働だったため

一度学ぶと50年もったが、今の労働では 10年しかもたない

日本のGDP伸び率 世界170位 賃金は世界は6倍になった  

日本の賃金は上がっていない(むしろ下がった)

日本は4割が非正規雇用者 世界にこんな国はない

日本は30年前は高度成長の時代、人材育成、経済改革をしなかった(つけが今に)

教育改革をしなかったため低迷したまま、人材育成が大事だが時間がかかる

大学進学率が低い 約45% 世界は80%

 

「学び合い」は子どもの希望の中心 

 場と関係を作る  聞きあう関係を作る 4人もしくは3人のグループにする

 4人のグループ 尊敬し合う、 高いレベルの課題を探求する

 

3つめ 教師の仕事は

  「デザイン」 「コーディネート」 「リフレクション」 

   他者の声を聴くことが 学びの出発点になる

   ✖一人ひとりの能力に合わせた授業 ではない

   一番上の課題を設定するからみんなが 夢中になって学ぶ ことができる

    めあて・ふりかえり(文科省)は効果はない

   ジャンプを入れることで 効果的に学べる

  「数学」はパターンから法則を抽出する

   (n-1)2乗+1  

  日本語は膠着語 英語は結果を先に言う 「後置修飾」関係代名詞もその一つ

  のみのピコ(谷川俊太郎) の詩を英文に直す 一番後ろから関係代名詞で

 「理科」は見える現象から 説明モデルを作る

文責 よねだ

参考 時間があったので、いろいろ見ていると面白い記事に

 「協同学習とは何か?」~学習成立のための5要件~ 金山健一

 

お知らせ

 奈良の会開催案内

3月23日(土)9時30分 橿原市 大久保ふれあいセンター

4月13日(土)例年の「4月からどうする」詳細後日

 

PS.奈良県も人事異動がつい先日発表されました。新たな気持ちで、「一歩前に」!私どもの事業所も5月から、新規事業所をオープンしないと、利用希望が増え続け入所待ち児童が続出している状態です。あとは、人材確保です。特に保育士免許・教員免許、介護資格等あればぜひともご協力いただければありがたいです。

 詳細は放課後等デイサービス みつほ (生駒市)を参照ください。

 


2.15富雄中 公開研究会 2

2024-02-23 15:04:55 | 日記

良く雨が降りますね。明日は、奈良の会です。

今回は、提案授業をのぞいてみましょう。

テーマは「地震の揺れからわかること」

目標 「初期微動継続時間から震央を求める方法について探求する」

 先ずは、おもちゃのカラーリングを使っての縦揺れ、横揺れの疑似体験。それぞれの到達時間差を測定。これには、全員「おっおー!」と感動の声!このタイムキーパー指名にも配慮が…。この後課題が配布されて学び合いが始まりました。この間ざっと6分間。学先生いわく「黄金の10分間」、スピーディーな出だしでした。

    

 それぞれのグループで果敢に向かっていきます。なかなか熱のこもった討議が続きます。これらのあと、全体交流で確認し合いながら進みます。40分を過ぎてグループから解説が始まりました。この時点で、4グループがほぼほぼ見つけたいました。この課題もよく練られていて生徒たちを夢中にさせるのに十分な内容でした。

 他のカメラからの学びの様子は、こちらを参照ください。

当日の資料

 

次回は、佐藤先生の講演から学べたこと・・・