昨日とは違って、焼けつくようなお陽ィさん。昨日は、駐車場からほんの1分ほどでずぶ濡れ!
みなさま、一学期お疲れさまでした。と言っても終わりじゃないですよね。とにかくひと段落。少しは休んでいただいて英気を養ってください。
天理に寄せていただいて5年。非常に熱心に取り組んでおられます。今回は、「コロナ禍」にあって、「学び合い」はどうあるかを参加者の先生方と生で交流でき、ヒントをたくさんいただくことがきました。
なかでも、この時期だからこそ、「今できることは」を追求されて、教室を子どもたちの机イスだけにして、少しでも広い空間を作り出したり、ペアやグループを遠いながらも短時間導入したり、市松に空間をとりペアやグループの時だけ前に移動して短時間聴き合いを入れたりしているなどお聞かせいただきました。また、中学校では机は前向きでも従来の一斉授業ではなく、教師の解説(しゃべり)をおさえ、かえって「じっくりと考える時間」を与えることができている。などの報告がありました。
そのあと、新聞記事から様々な工夫を取り上げペアで交流したり、意見をホワイトボードに集約して全体交流したりしました。意見発表時にもマイクをその都度消毒していただいたりもして十分な感染症対策のもと進んでいきました。特に(前出の)福島県の記事については、学び以前の問題としてとらえていただいた先生方が多くおられました。
つぎに、学びのビデオから感想を出し合い、改善点をまとめて交流しました。来るべき「コロナ禍」そのあとに!を視野に「あるべき学び合い」を目指して取り組むんだという気概をまさにに肌で感じることができた研究会でした。
「つなぐ」という視点からは、言葉だけではつながりにくく、その間には、何かしらの仲立ちをするものが必要で、それが、「教科書・資料」であったり、「実体物」や「ホワイトボード」「ノート」であったりしますが最も重要な働きをするのがやはり「課題」でしょう。すこし余裕のある時にみんなで課題づくりを頑張りましょう。