なら学びの会

学び・なら総合研究所
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12月22日 京都学び合い合同セミナー、12月25日天理市研究会

2013-12-26 20:28:52 | 日記
12月22日 京都学び合い合同セミナー
京都駅で山陰本線に乗り換えて、花園駅下車徒歩5分 花園会館にて
京都学びの会、北近畿学びの会、ひらかた学座の合同セミナーでした。
22日、23日の両日開催。こちらでは、初の泊付研修会でなんと60名を超す参加がありました。
京都市近隣はもとより、大津市、堺市、名古屋市あたりからも参加されていました。
スーパーバイズは深澤先生が、他にも稲葉先生、丹松先生のお姿もお見受けしました。

22日は小学校5年 国語 「大造じいさんとガン」後半は、中学校3年 理科 地球と宇宙 天体の1日の動き
ビデオの後に小グループでの討議。
ビデオは11月と12月でかなり直近のものでした。
いずれも、テープ起こしがしてあって大変に参考になりました。
国語は、朗読の後、グループで感想を出し合う形で進められました。全体の研究協議ではグループの話しの中で
女の子のつぶやきをどのようにとらえて、どのように戻すかというところに相次いで意見が交わされました。
また、グループでは、始めて間もない悩みとか、学校経営での課題などが話題になりました。

後半の理科では、自転と星の動きの関連性をつかませる内容でした。
かなり厳しそうな雰囲気の教室でしたが、透明の半球を使って説明するところあたりから急に、生徒の
会話や解説が多くなり、嬉々とした目でがんばっている様子が印象的でした。

深澤先生語録
教師と生徒の信頼関係が安心感を与えている。


12月25日天理市人教研究会
高本事務局長を中心に数年前から小学校を中心に取り組み始めている。
事務局長の「学びの共同体」との出会い。20年ほど前に大阪で佐藤学先生に出会ったのがきっかけ。

参加は、13名の先生方。小学校の先生方が中心それも、丹波市小学校での学びを転勤先でもがんばっておられる先生方が多くいておられるのに
感動した。また、興味を持てれている先生方も多くおられました。

「授業のミカタ」という資料で、授業の様子を目的をもって見てもらうのに、子どもたちの表情のみとりかた、グループ学習での子どもたちの関係図
の取り方など説明をしました。
授業は、これも12月12日で、とれとれでした。
算数で三角形の面積の求め方
先生の声もソフトで、子どもたちが先生の話を聞くのに全員体を向けて聞くことができていた。こういった習慣づけができていることはかなり
しっかり取り組んでおられる感じがしました。これからの展開が楽しみな研究会でした。

研究会お知らせ
①1月17日(金)京都市春日丘中学校(上記の理科の発表校)
② 同上     奈良市登美ケ丘中学校(助言 佐藤 学先生)
③1月25日(土)なら学びの会 春日野荘
④3月25日(火)天理研究会 


金岡中へ行ってきました

2013-12-18 00:42:07 | 日記
2013.12.11 金岡中訪問レポート
東大阪市金岡中学校へ行ってきました。今回で5回目。地理不案内で、
校舎を前にしながら、川に阻まれること毎回。ナビは、行き止まりを
突っ切れという。今回は、近くの公園駐車場利用の案内でしたので、
校内が混雑しなくてよかったかな。
助言者は佐藤学教授(学習院大学)、馬場先生、北川威子先生や土橋先生方のお姿も。
学びの歴史:2003年スタート、馬場前校長時代にさかのぼる。佐藤教授との出会いで「学び」にのめりこむ。その後、幾度となく人事異動や荒れなどの危機を乗り越え現在に至る。先生方が若い!柔らかい。見習わないと。

≪公開研究授業≫
 2年生「英語 受動態」参観者100名前後で、特設教室も超満員。子どもたちは、臆せず取組む。先生の声もしっとりと落ち着いたトーンで無駄口も無く、逃げ気味の子どもたちのケアもタイムリー、女生徒が男子を上手くリードしている場面もあり、男女間も仲よさそうに感じた。配布された辞書を結構使っていた。「モノ」の大切さを改めて感じた。

≪研究協議≫
 こちらも、立ち席が出るほど盛況でした。授業者の話に始まりグループ担当者からの報告。非常に端的にまとめられ、またこのときにグループの写真が使われていたので、イメージしやすかった。フロアからの質問も、男子校で実践可能か?グループ編制の注意点やジャンプの課題、グループ学習の頻度と進度との兼ね合いなどなど最近になく盛り上がって、同席の方々も実りが多かったのではないでしょうか。また、同席者の方々とのミニ交流も研究会ならではの盛り上がり、一言でも発して帰ることができるいい機会だった。
 
≪~今日の語録~≫
①ジャンプ=教科書から飛び出せ。小中連携=年3回授業研での交流、「将来の子ども像の共有」。・・・静岡の金岡小から(偶然か)。これはすごいな。
②ミニ交流会で 「私一人で頑張ってるんです」(小学校の先生)やるな。
③男女の仲が示す、その学校文化。基礎を学ぶためのジャンプ、ジャンプのための基礎。
(金岡中の先生方)どの先生も、生徒を丸ごと引き受けている。もろさを抱えている生徒に I’m here! 「学びの作法」=聞く(聴く)、調べる、尋ねる。教育=習慣の形成
「どの子も一人にしない学校、どの教師も一人にしない学校」(こうありたいが・・・)
佐藤学教授より

佐藤教授とはしばらくぶりでお会いできて、感激でした。さて、「真正の学び」とやらを探しに行こう。金岡中の先生方、同席いただいた先生方ありがとうございました。
文責 なら学びの会 米田一成

冬季研究会 申し込み始まっていますよ

2013-12-03 23:53:36 | 日記
みおなさんこんばんは

先日大阪で、2014、夏季大会実行委員会が結成されました。
いよいよ、学びの共同体全国研究会が大阪で開催される準備が始まりました。
何かとご協力をお願いしますが、よろしくお願いします。

さて、新年早々の冬季大会の申し込みが
学びの共同体の新しいホームページで始まりました。
もうお済ですか? ひょっとしてオーバーしてたらごめんなさい。
http://japan.school-lc.com/

12月3日20時過ぎに締め切られておりました。
では、
1月17日(金)の奈良市立登美ケ丘中学校の研究会にお越しください。
教科は国語。助言は佐藤学先生にお願いしております。
お楽しみに。

http://www.naracity.ed.jp/jhs01/index.cfm/14,html