なら学びの会

学び・なら総合研究所
学びの共同体の情報交換のページ

8.24天理市人教 夏季研修講座 佐藤学先生講演だより 2 教育はサービスか?

2017-09-28 23:23:50 | 日記
こんばんは

晴耕雨読そのままで、ようやく宿題ができました。少し長いですが、「秋の夜長」ちょうどいいかも。

「学びの共同体」による授業改革と学校づくり
☛№はスライドのナンバーを意味しております。



☛②学校現場の危機的現状 都内○区では、昨年75人の新採用者が6月には25名退職。原因 世代交代が進み、若い先生たちを支える状況にない。対策として、初任者一人ずつに指導教員を配置するなどしている。都内や近隣県ではでは、学生ボランティアとして採用し、教員採用の条件の一つにしている。定年まで、全うしている先生方は6割。理由、子どもが嫌になって辞めていく教師はいないし、教育に絶望している教師もいない。親の介護など表面上の理由はともかく、「学校に絶望している。無理して自分の健康もつぶしてしまっている。社会に絶望している。行政に絶望してしまっている。」
だから、そういう教師を一人も出さないためにも、みんなが支え合って、だれもがまっとうに教師という仕事を充実感もって勤められるような学校にしなければならない。「学びの共同体の学校」では、そういうことをすごく感じる。「ひとりも一人にしない」つぶれる教師はみな孤立していきます。「どんな教師も一人にしない。」、「どんな校長も一人にしない。」(笑) ^^)
③教師たちが今一番困っていることは、「保護者対応」。文科省<保護者。極端な例、有名進学校では、学級崩壊。担任(学び推進)交代の要望が、区議会を通じて教育委員会へ、事実を述べて対応するもののついには退職へ。
理由として、新資本主義を背景として、「教育=サービス」化している。皆さんもそう思っていません?それも一方的なサービスとして。サービスの受け手として、毎日夕食が届く状況を考えてみてください、最初は喜ばれますが、だんだん文句を言いたくなる。「もっとうまい献立を考えろ」となってくる。現実には、(クレームが)担任や校長を飛び越えて、教育委員会へとなると、調査をしなければいけなくなるという構図の中にはまってしまう。これが困難な理由でここを変えなければ教師は自由に仕事ができない。
結論、教育はサービスか。「教育は次世代への責任」。当然親も責任を持つべき。責任を共有し合う関係をつくっていかないと教師は苦しむだけ。教師と子どもと保護者の間に「信頼関係」が成立しない限り、一番被害を受けるのは「子ども」。よく学校で保護者のボランティアといわれるが、保護者は責任者ですよ。市民がボランティアです。
対応として、保護者の学習参加。例えば、料理の時間にグループごとについてもらう。社会科の調査研究などにも、保護者の引率・安全も含めて。様々な方法がある。出席確認程度から始めると次第に8割ぐらいの保護者が参加するようになる。都内でも保護者参観日はあるけれど、保護者の社交場になって、参観の意味もない。
実践から、1,2回目までは、自分の子どもの近くにうろうろするぐらいだが、3回目になると、様子もわかってきてほかのグループに援助しに行くようになる。つまり、自分の子どもが中心であったものが、学校を支えようとしてくれるようになる。これを20年続けてきた実例が「浜之郷小学校」どのクラスも最低毎学期に開催。おおよそ、8割がたの保護者が参加している。(成果として)20年間1度も学校に地域や親から苦情の電話が1本もない。
(学習参加を実施すると)子どもたちの表情が実に柔らかくなる。一人の先生だけでなく複数の大人から支えられていることから、子どもってこんなに「のびやか」になるし「柔らか」になるのだ。
子どもたちも学び合い、教師たちも学び合い、保護者も学び合うことが、絶大なる力になるということを(この事例から)学びました。
【効果】
①☛3か月、6か月で問題行動が0になった。「何がそうさせているのか」をこういうことから学びたい。それは、T事務局長のあいさつにあったように「子どもは学ぶ希望を持ち学び続ける限り決して崩れない」。だから、「一人残らず学びを保障しなければならない。」「学びの共同体」の実践によって前向きになった女の子の事例の紹介。不遇の環境に生きる子どもにとって、「学び」とは闘い。だから、一人残らず学びを保障しなければならない。ところが、逆のことがいえる。一度学びをあきらめた子、絶望した子は、いとも簡単に崩れる。友達不信、教師不信、大人不信、社会不信、自己不信に陥る。子どもは、これらの両面を持つ。昔は困難な子は、立ち向かってきた、教室を飛び出していった。最近では、無力、蛍光灯の下でひっそりと咲く「セントポーリア」を思い出す。何もせず、じっとしている。
②☛中国(福建省)の現状。



ペア学習の様子の紹介。幼い子ども達にとって、学びとは「共に学び合う」こと。「共に学び合う」ことは子どもたちにとって幸福だ。ということが大切だ。

教育目標に「人格の形成」とあるが、僕は違うと思う。教育の目標は、「幸福の追求」だと思う。憲法13条幸福追求権。個人の尊厳。25条の生存権が、教育目標だと思う。
  

重慶の様子(人口3,700万人) 



当初は、学校へは来るが授業に参加しない。給食には集まってくる状態を改善するために、学びの共同体を導入した。1年もたたないうちに全員が授業に出るようになった。子どもたちの感想。中学生が佐藤先生の本を読んで「学校は社会」ということを学びました。というのを聞いて涙が出ました。上級学校へ進学できるのが、1割程度。また、行けなくても働いて大学へ行こうとする(学び続ける)原動力となっている。

先生たちが考えた、学びのデスクいろいろ。



学びの共同体導入直後、グループは6人。現在では4人グループを踏襲。そこで、一人でもグループでもみんなでも学びやすいテーブルを考案。子どもたちが主体性をもって、ここは一人で、ここはグループでなどと選べる形が望ましい。なぜなら、学びとは、「個の学び」だから、多様に学べる形がいい。

21世紀の社会と教育



140年前の産業主義教育からの脱却。単純労働に対応できればよかった。リーダー養成のために、一部エリート教育が必要だった。当時から東大やハーバード大学ではアクティブラーニングだった。現在では、かつてのエリート教育を全体にする必要が出てきた。なぜならば、単純労働でなくなってきたから。日本では、現在製造業は18%、農民は4%。10年後には製造業が8%、20年後には4%となる。トヨタ方式にみられるような製造パターンへの変化。アメリカの場合10年前と現在では、管理職・経営マネージャーは13%、現在では3%に過ぎない。かつては、命令で動く部門別であったものが、現在ではフラットに3年ごとでチームごとローテーションする形態が中心。だから絶えず新しい情報・知識を総動員して仕事をしなければならない。
(プロジェクト型)我が国も多くなりつつある。なぜなら、同じ仕事内容なら発展途上国なら1/7の人件費で済む時代だから。今までの教育でいいのかどうか。
 創造的コミュニケーションが重要となり、あらゆる人に論理的思考力・問題解決能力・コミュニケーション能力が要求される。また、創造性を発揮できるチームワーク。などの能力を持っていないと社会に対応できなくなり、非正規雇用しかなくなってしまう。
総理府の調査では、20年後仕事の4割がAI(人工知能)に置き換えられる。
こういった社会に、子どもたちを送り込むことになり、どのようにして一人残らず子どもたちがまっとうな暮らしができ、社会に参加できるかということを考えるための教育をしなければならない。だから、従来型の教育ではだめだということで、アクティブラーニングが前面に出てきているということ。
その後、各国の様子を紹介。

現在では、高校の現状にすごく危機感を持っている。6人班での学習から4人班へ、話し合い学習から学び合いへ。話し合いには学びがない。学びとは、わからないことをやり取りするから。教え合いから学び合いへ。「わかった人は教えてあげて」とは言わない。「わからなかったら、聞くんだよ」。わからない子・できない子ほど一人でやろうとする(わからなさを隠したい)から聞けるようにしていく。
 学力向上を目的に、学びの共同体を進めて効果があったところはない。学力向上に最も効果があったものは、補習授業、宿題、個人指導、塾のうちどれか。(調査結果より)結果は、どれも効果があるとは言えなくて、日常の授業に勝るものはない。何をやったから学力向上をしたといえるほど、学力は単純ではない。しかし、因果関係は不確かだが「芸術教育」が盛んな学校ほど学力が向上している。
資料から、B問題からのびて、あとからA問題が伸びてくる。ということは、基礎から応用というように従前の授業を流しても効果はあまり期待できない。
 その他、導入校の様子を紹介して終了。
真夏の研修が秋真っただ中となりました。

9/12日付読売新聞 

来週あたりに、残りの稲刈りができそうです。ではまた。 

8.24天理市人教 夏季研修講座 佐藤学先生講演だより 1

2017-09-21 21:58:50 | 日記
天理市文化センターで開催されました、夏季研修会における講演内容を例によってビデオからおこしましたので参考になさってください。
聞き違い等により不正確な部分がありますことを前もってご承知おきください。

 

講演要旨
「質の高い学びの創造」~「学びの共同体」による授業改革と学校づくり~

1 人権教育とのかかわり
子どもたちの生きる権利、学ぶ権利をどう保障するかが(学びの共同体としての)原点で、一つの方法・方針だと理解していただければ。

2 子どもたち(特に乳幼児-8歳以下)が置かれている危機的状況と教育事情
義務教育年齢になると、様々な保障が働くが乳幼児段階ではほとんど放置されている。
①(認定)こども園の増加 待機待ち児童(乳幼児)の解消という大人の論理。子どもは待機なんてしない。待機しているのは大人。子どもの発達・学ぶ権利がないがしろにされている。学校教育法の改定で「幼児教育」が教育段階で位置づけられたものの、実際には「保育」のほうに統合されていく傾向にある。
乳幼児の教育の世界的な動向としては、幼稚園(あそび)・保育園(ケア中心)、就学前教育(プレスクール)(学びと発達中心)として、小学校(つながりを重視)に併設され義務化(4・5歳から)が進んでいるところが多い。日本の場合は、就学前教育の概念も少なく、幼稚園が縮小され、保育(ケア)それも民間に頼ろうとしていく傾向がみられる危機的状況。
【資料】として
・5歳以下と65歳以上にどれくらい公的資金(税金)がかけられているか。
65歳以上にかけられている資金は、5歳以下の実に25倍(一人あたり)。世代間格差が生じている。次世代のために対等ぐらいでよいのでは。いかに子どもたち・乳幼児がないがしろにされているかということを念頭に置いてほしい。
 ②教育費用の問題
全世帯のうちで学齢期(小~大学生)を持つ世帯の割合は12%。ここまで少なくなると、政治上取り残される懸念が生じてきはしないか。だから、子どもの権利条約を今一度見直す必要がある。
子どもの権利条約の解説
・生きる権利、守られる権利、育つ権利、参加する権利

明治時代の国の教育費は世界一だった。また、戦後1946~51年頃でも世界一だった。日本人は教育に対して志が高かった。1947年からの教育改革が始まった。当時の国会議事録より、当時の文部省関係者が、国会で質問され大声で泣きながら「お金がないんです。何とかしてください。」と訴えたところ、議員たちも一同すすり泣いた。とある。それぐらい当時の議員も教育を大切にしていた。つまり、議員だけでなく日本人全体が次の時代のために教育にお金をかけようよ、子どもたちの未来に託そうよ。という志が高かったが、今の日本の教育が深刻なのは、その志が低くなってきていること。子どもにも絶望してしまっている、日本社会にもあきらめている、未来についても希望が持てなくなってきている。だから、教育費についてなかなか理解が得られない状態になっている。と思わざるを得ない。

【1984年以降(臨時教育審議会答申 中曽根康弘首相)の四半世紀】(スライドより)
・公教育費の削減 現在では、国の負担が減少(1980年はGDPの8%。政府予算の10%。現在はGDPの3%、政府予算の3%。都道府県(50%以上)と市町村(17%)の負担へ。その結果、日本の公教育費のGDP比率も、政府予算比率もOECD加盟30か国中最下位になっている。(2012年統計)
☛70.80年代の主な国のGDP比率は、3.5%。当時政府はいかに教育にお金をかけていたかがうかがえる。現在では国連加盟国(193か国)中の126位でひどすぎる。
・子どもの貧困率の増大 日本の子どもの相対的貧困率は史上最高を更新し、16.2%でワースト4。大阪、東京などでは30%に及ぶ。片親の場合は54.8%で世界最悪。(2012年厚労省調査)。子どもと若年層の貧困は深刻であり、若い独身女性の3分の1が年収120万円以下の貧困から抜け出せない状況にある。
☛相対的貧困率 年収がトップの人と最下位の人との中間値の半分の年収以下を指す。およそ、4人家族で240万円以下。
☛19歳から29歳まで労働者のうち、44%が非正規雇用で、正規雇用の半分以下。生涯年収を比較すると、正規雇用で2億5千万円、一方非正規では、5千数百万ぐらいで、企業年金はなし。
☛子どもの生きる権利を保障する場合、どのようにこの貧困を克服できるか、保障していくのかが最大の課題。
・学力格差の拡大 学びからの逃走(低所得層で深刻)。校外の学習時間は世界一少ない。読書量も世界一少ない。学力の上位層は世界トップレベルだが、注意層、下位層が転落。さらに量の格差より質の格差が学力において顕著であることに憂慮する必要がある。
☛東京都心部と近郊部では、平均点に25~8点の差がみられる。こういう中でどうやって平等な教育保障ができるかということ。フィンランドでは、思わしくない地域に予算が厚めに配当されて、平等化を進めている。全国学力テストとは、国民の平等の原則を守るために実施されるのが筋。日本では、競争に使われている。
・教育費負担の増大 日本の親の教育費負担は世界一高い。教育費全体に対する私的負担比率は世界一高い。しかも、低所得者層ほど、家計に占める教育費負担の比率が高い。(貧困資本主義?)
☛奨学金の問題 高校から大学卒まで月5万円借り入れ、20年返済(利息3.5%、住宅ローンより高い)として、大学卒業時には、なんと1,048万円借金を背負って社会に出ることとなる。
☛現在欧米諸国の未来投資として教育に8%余りを投資。教育が一番の未来投資。19・20世紀は経済が社会や文化・教育・政治を動かす。21世紀は、教育が社会や文化・政治を動かす。ところが、日本はいまだに19世紀型、高度経済成長型でやっているところに大きな問題を抱えている。
☛学校の自由度(自律性)は、国際的にみて最も低いレベルにある。
教員人事、学校予算、
【教師の危機 劣化する専門職性】(スライド)
①多忙化 週平均54時間労働(TALIS調査2013、世界平均は38時間)
②賃金の低下 過去10年間で教師の賃金を下げた国は世界で3か国だけ
③専門職化の停滞 日本の教師の修士取得率は世界最低レベル(財源の保証をしてこなかった)
小学校教師5%(世界平均は22%)、中学校教師9%(世界平均は)24%
☛韓国・台湾 30代以下は全員有資格。ドイツ・スペイン・シンガポールは、医師と弁護士並みの待遇と専門性を与えている。
④日本の学校と教師の自由と自律性も世界最低レベル(いまだに教師が教科書を選べない国は日本と中国と北朝鮮のみといってよい)
⑤日本の中学校、高校の授業スタイル改革状況は、67か国中66位。
☛探究的学び、創造的学び等の21世紀型学びの実践の有無による

こういった現状の中で、どのように進めていくかということについて話を進めていきたい。



次回は、いよいよ本論展開です。
PS.記事の整理をしていたら、読売新聞にタイムリーな記事が



8.18学校訪問レポート

2017-09-01 21:11:10 | 日記
9月突入です。
始まりましたね。私のほうも、早生米(あきたこまち)の刈り取りが終了して、一息ついたところです。作柄は、例年より2割り増しとのことでした。残りは、今ちょうど初穂したところで、約一か月後の収穫になりそうです。銘柄は、「姫ごのみ」ミルキークイーンの後継種。

さて、今日は、以下の通りです。

学校訪問レポート
18日市内中学校の夏季研修に招かれました。今回で3回目の訪問となりました。この学校では、「生徒が楽しく学習に取り組める授業を目指して」~学習班の活用を中心に~を目標に掲げ取り組んでおられます。1学期には、馬塲先生にスーパーバイズをお願いして実際の授業研究会をしていただきました。今回の夏季研は、ビデオによる検討会。3年生数学平方根、 2次方程式とその解き方。
全員に、ワークシート、座席図、板書内容が資料として配布されていました。私のほうから、座席図の使い方として気になる生徒さんや相関関係(つながり具合、問答の様子など)に注目してもらうようにお話させていただきました。教室は男女2列のペア。(後半4人グループに)全体4分割ぐらいに分けて時折授業者やフロアの先生方に質問を投げかけたりしながらグループごとで話し合っていただきました。多くの意見は、授業の流れや課題に集中しましたので、生徒さんの様子を名前で話をしてもらうようにお願いもしながら進みました。この学校では、学年研修も盛んだと聞いておりましたので同学年ならもう少し生徒さんの様子も聞けたのかなという感じを受けました。
まとめ
スライドを準備していましたので、それに従って進めました。テーマは「協同的な(学び合う)学びって?」と題して、なぜ一斉授業を変える必要があるのかを体験していただきました。
①先生方にも男女ペアで座りなおしていただきました。
②課題を2問準備しました。一つは、今日の数学平方根の値を持つ2次方程式を利用して解を求めるもの。もう一つは、理科で連結滑車についた荷物を引き上げる力はいくら?
③資料として、1枚(A4)に1問ずつ、A3の真ん中上のほうに1問、同じく両方に1問ずつ印刷したものを2問分。
④先生方を縦に半分ずつ分けて、1問目は窓側の先生方が一人学びを。廊下側の先生方には、ペアでそれぞれ解答していただきその様子をビデオに収めさせていただきました。2問目は、その逆。
さて、その反応はいかに。



先生方の感想から
○ペアの時は、隣に聞けるので安心感がある。
○隣の先生が、自分(担当教科)よりすっきりした解答をしていたので、驚きとともに大いに参考になった。
○ペアの時は、何かしらゆったり(笑いも出て)とした感じがした。

よね言
 奈良市では、全中学校区で「小中連携」が推進され、校区の事情により様々な工夫がされてきました。一小一中もあれば四小一中もあり、すでに同一敷地内小中学校もありで、先生方も苦心惨憺ご苦労は絶えません。また、幼保一元化も積極的に進められており、奈良市は教育改革真っただ中です。訪問校も一小一中で昭和59年に大規模校解消として分離開校しました。二度の学校荒廃を経験しながらも、熱い先生方の努力で今まさに立て直しの最中であるとか。・・・
協同学習的一斉授業、先生方の同僚性の構築、課題の開発、授業公開など課題が見え隠れしますが、いい方向に向かっている感じがしました。
次回の訪問は、11月2日の予定です。授業を生で見させていただいて勉強したいと思います。

よく耳にする話
 教師としてのジレンマ。「何とかわからせてあげたい」の一心で解説がくどくなる。くどくなって、今日のメインディッシュが次回にまわす。そこで、期間があいたので、またまた復習から。協同的学習は時間がかかるからなじめない。などなど。本当にそうですかね。
 
PS.石井順治先生編著「授業づくりで子どもが伸びる、教師が育つ、学校が変わる」もうお読みになりました?