「第9回 大阪モーターショー」の第10回目。
今日からはトヨタの車をご紹介していますが、その初回は「FCV PLUS」。
ご覧頂くと分かりますが、完全なコンセプトカーで、市販は、まだまだ先といった外観です。
その名の通り、動力源は、まず「FCV」、つまり、燃料電池です。
この技術は、このところ、「MIRAI」という車種で実用化されました。
こちらの車は、そこからさらに進み、未走行時には家庭用の電源として使ってしまおう、との考え方で企画されています。
左の写真では、車体の下に「CHARGING AREA」という2重マルがありますが、ここに停車をさせると、非接触で家庭に電源が供給されるということでしょう。
こちらはサイドから見た車体。
何か車体前方が尖っているように見えますが、実際には上の写真の通りなので、これはデザイン的な要因によるものですね。
実際の大きさは、全長3800mm、全幅1750mm、全高1540mm、ホイールベース3000mm ですが、インホイールモーターを使っているのでボディ形状の自由度は高いです。
他、この樹脂パーツ多用のボディは衝突安全性などは確保出来ていないはずで、ヘッドライトやウィンカーもないので、市販化される場合には、随分と、現在の車の形に近付くはずですが、こういう車が走り回る未来というのも、そう遠くないのかも知れませんね。