会社の駐車場にインテグラTYPE-Rがあると、車好きの仲間のチェックがすぐに入ります。
「TypeR-F1さん、朝からぶっ飛ばして来たでしょう!」とか言われますが、朝の京都市内の渋滞では「ストップ&ゴー」の繰り返しで、そんな余裕はありません・・・(というか、私は、そもそも安全運転です!)
さて、車で通勤をすると、いつもとは違った景色を楽しむことが出来ます。
と言っても観光地の横を通る訳でもないので、私の目線は周りの車へ。
で、ちょっと珍し目の車を見つけると、朝からちょっとハッピーになりますね(単純?)。
まず、1台目の車ですが、「ホンダ・インテグラSJ」です。
※携帯で撮った写真ですので画像が悪いです。渋滞してますので、停車中にゆっくり撮影は出来るのですが・・・
この「インテグラSJ」ですが、「EKシビック・フェリオ(セダン)」をベースに、当時、シビックワゴンとも言われた「オルティア」の顔をくっつけたような車。
ちなみに「SJ」は「セダンジョイフル」の略です。
このあたりは先の「フィットRS」の「RS」が「レーシングスポーツ」とかではなく、「ロードセイリング」の略であったのと通じる部分がありますが・・・
「インテグラSJ」は当時、各販売チャンネルでの車種の充実を図っていたホンダがベルノ店に投入した「シビック&シビック・フェリオ」(プリモ店)の兄弟車です。
この時代にはクリオ店向けにも「ドマーニ」という兄弟車が投入されていました。
さらに、この「ドマーニ」は「いすゞ」にOEM供給されて「5代目・ジェミニ」になったりもしました。
「その昔、アクロバティックなテレビCMが衝撃的であったジェミニ」と「インテグラ」が(一時的とは言え)兄弟車とは、新鮮な驚きですね。
また、このシリーズはカナダで「アキュラ・EL」としても販売されました。
2枚目の写真は「ダイハツ・アルティス」です。
こちらは、「トヨタ・カムリ」がダイハツにOEM供給されたもの。
ここ最近の「トヨタ&ダイハツ」の協力関係により、ダイハツの小型車がトヨタに供給されていますが、その逆バージョンです。
これがダイハツの「フラッグシップカー」となりますね。
今後も色々な車でのOEM供給があると思いますが、この様な部分に興味を持つのも楽しいかも知れません。
インテグラSJ以外にも、「通」な車はあります。
例えば、プレリュード・ステイツという、3代目プレリュードの2.2Lの3ナンバー車や、プレリュード・インクスという、これも3代目プレリュードの固定ライト(リトラクタブルヘッドライトではない)の車があります。
プレリュード・インクスはビガーにも通じるデザインで、私的には好きでしたが、あまり売れなかったため、「誰も知らない車」になってしまいました・・・
京都のラッシュですが、私は基本的に「裏道」を使うのですが、どうしても「橋」を渡る必要があり、そこに裏道から多くの車が合流してくるため、大変な渋滞ですね。。。
SJのLxiを持っており、今年で11年目くらいです。
走行距離は12万を越えてますが、CVT仕様なので燃費もよく、まだまだ現役といったところです。
街中であまり見かけないので、みかけた時がとてもうれしいです。
それにしても、ドマーニがいすゞにOEM供給されていたのは、知りませんでした。
ホンダもOEM供給をしていたのですね。
インテグラSJにお乗りなんですね!
貴重な車ですので、これからも大事にしてあげて下さい。
さて、OEMの件ですが、同じ時期に「いすゞ・アスカ(3代目)」として、「ホンダ・アコード」が供給されていました。
この「アスカ」、4代目も「アコード」ですが、2代目は、なんと、「スバル・レガシィ」です。
そして、ホンダ→いすゞへのセダン2種のOEM供給の見返りに、いすゞ→ホンダへは2種のSUVが供給されていました。
それは「いすゞ・ビックホーン」→「ホンダ・ホライゾン」と「いすゞ・ミュー」→「ホンダ・ジャズ」です。
ちなみに「ジャズ」は、現在、「フィット」の輸出用の名前として使われています。
あと、完全なOEMではないですが、ちょっと前の「ローバー(イギリス)」の車はホンダ車がベースになっていましたね。
「ローバー800」は「ホンダ・レジェンド」がベースとか。。。