今日は機会があって、ダイハツの「ミラ イース」の試乗をしてきました。
この車に乗るにあたり、一番、気になっていたのは、停車に向けて、速度を落としていくと、一定の速度になったところで、エンジンを切ってしまう、という機構。
これに違和感がないのか?
また、「止まりかけて、再び、アクセルを吹かしたらどうなるのか?」等々をチェックしてきました。
で、結論からですが、エンジンが切れるのは、一通りの条件が揃った時のみで、粗方、懸念すべきような事態では、エンジンは切れない。
つまり、ほとんど問題ないことが分かりました。
例えば、ヘッドライトを付けているとエンジンは切れない、エアコンがフル稼働しているとエンジンは切れない、といった具合です。
ただ、「ほとんど」と書いた通り、1つだけ困った点がありました。
それは私のブレーキの踏み方にも問題があるのでしょうが、ソフトタッチでブレーキを掛けていくと、フルに踏み込んだ状態でなくても車は停車します。
例えば、ここから足を上げると、車は「再び、走り出すのだ!」と感じて、エンジンを再始動してくれますが、上記の通り、「フルに踏み込んだ状態でない」ところから、足が疲れて、さらに踏み増しをしても、エンジンを掛けてしまいます。
こういう場合は、エンジンは掛けて欲しくないのですが、まだまだ、そこまでの判別は出来ないようですね。
これについては、この機構が第1世代であることも踏まえれば、次世代、実質的にはマイナーチェンジで改良をされてくるように思います。
他、走りについては、エコカーだからと言って、非力なこともなく、燃費系やメーター内の色の表示でエコ運転の判別も可能と、「賢くパワーが使える」ように工夫されていました。
室内も、「背の高い車」でない割には、解放感あり。
これは、フロントウインドーの先端が前の方にせりだしているのも関係していそうです。
売れ筋のグレードが99.5万円と、100万円切りで、非常に良い車だと思いましたね。
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※写真を取り損ねたので、頂いたカタログから試乗車と同じ色の車両を掲載しました。