「オーストリア編(2010年)」です。
今回もオペルからですが、「オメガ」をご紹介。
この車は2世代のみでなくなっていますが、その2代目、前期型のワゴンです。
この車は日本でも比較的、売れたので、当時、見た憶えがあります。
重厚感があり、かつ、アグレッシブなフロントのデザインが印象的でした。
一方で、リアは大人しい感じ。
現在のデザインなら、フロントとリアのデザインに共通のテイストを盛り込むことが多いですが、この頃は、そういう考え方も少なかったのでしょう。
発売当初のヨーロッパでの想定ライバルは、Mベンツ、BMW、アウディのミドルクラス。
ただ、同じドイツ勢に対しては後塵を拝したようで、このモデル限りで、同クラス自体から撤退しています。
その結果、オペルはGMグループの中でも一定の商品群を締めることとなっていますが、現在の状況を見てみると、この時も判断がプラス側に作用しているようにも思えますね。
なお、初代モデルも記事にしていますので、以下のアドレスよりご覧下さい。