「オーストリア編(2010年)」です。
今日もオペルから「ザフィーラ」をご紹介。
この車は1999年発売のミニバンで、ベースは同社の「アストラ」です。
日本への輸入は2000年から。
ただし、この車を有名にしたのは、スバルが、この車をOEMで発売した時ですね。
その車は「トラヴィック」という名前でしたが、何と、ヤナセで買う「ザフィーラ」よりも50万~100万円も安い価格設定。
しかも、「ザフィーラ」は1.8Lエンジン、「トラヴィック」は2.2Lエンジンという状況でしたから。
唯一の理由らしきものとしては、前者はドイツで生産されるオペル車、後者はタイで生産、といったことくらいしかありませんでしたが、それでも「ザフィーラ」を買った人は納得がいかなかったのでは?
なんて考えてしまいます。
そういう状況もあってか、スバルでの販売開始後、しばらくして「ザフィーラ」の輸入はストップ。
2代目モデルは2005年より再び輸入され出しましたが、翌年、今度はオペルブランドの日本撤退により販売が中止となりました。
ということで、印象深いけれど、日本では、なかなかお目に掛かれない車と言えそうです。