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TypeR日記

愛車ホンダ・インテグラTYPE-Rと、車全般、海外旅行、京都の美味しいものについて綴ってまいります!

海外で見かけた日本車(576)トヨタ・ヤリス<アジア仕様>

2017-05-21 | 海外旅行×車

海外で見かけた日本車」シリーズの第576回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
今日もトヨタからですが、アジア専売車種をご紹介。
ヤリス」のアジア仕様です。
この車は日本や欧米向けの「ヴィッツ」や「ヤリス」よりも一回り程、大きく設計されています。
その大きさは、全長4115mm、全幅1700mm、全高1475mm、ホイールベース2550mm。
また、エンジンはガソリン直4-1.2L、-1.3L、-1.5L で、駆動方式はFF、トランスミッションは5速MT、4速AT、CVT となります。
デザインはフロント部のヘッドライト内側から下に伸びるメッキのラインが目立っていたり、テールランプが欧州車風。
このあたりはアジア圏の市場での好みを考慮したのでしょうか。
大きさについては、アジア圏では手軽に車を買えない国もあるので、(同じ価格でも)少し大きめにしているのだと思います。
なお、この撮影はいずれもベトナム。
カンボジアは大きな車が多く、コンパクトカーは少数派、一方、ベトナムではハッチバックや小型セダンも多かったです。
印象として、ベトナムの建物の込み入った感じや生活道路の狭さは日本と同じくらい。
よって、各所の駐車場や自宅車庫も同じくらいだとすれば、小型車が普及し易いのでしょうね。

海外で見かけた日本車(575)トヨタ・ヴィオス

2017-05-20 | 海外旅行×車

海外で見かけた日本車」シリーズの第575回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
今日からはトヨタの車を見ていきますが、海外専売車種からご紹介。
ヴィオス」の3代目モデルです。
この車はいわゆる「ヴィッツ」のセダンで、かつての「プラッツ」や「ベルタ」の後継車種とも言えるモデル。
大きさは、全長4410mm、全幅1700mm、全高1475mm、ホイールベース2550mm。
ベルタ」より少し大きくなっていること、
また、全幅1700mm というのが、日本国内での販売を考えていないことが分かります。
エンジンはガソリン直4-1.5L、駆動方式はFF、トランスミッションは5速MT、4速AT となります。
デザインは、かつてのこのクラスのモデルより随分と格好良くなりましたね。
以前はベースのハッチバック車にトランクを付け足した感が凄かったですが、こちらはCピラー付近もきれいにデザインされており、後部座席の頭上付近もスペースが取れているでしょう。
フロントもスポーティで、オーナーさんの満足度も高そうです。
なお、写真の方ですが、上段はカンボジアでの撮影、一方、下段はベトナムです。
カンボジアでは「トゥクトゥク」というバイクのタクシーがあるので、“車のタクシー”は、ほぼ皆無。
一方のベトナムでは日本や他の国と同様にタクシーがたくさん走っており、その中でも最も台数が多いのが、こちらの車種でした。
タクシー以外の一般車でも数台は見ることが出来ましたが、「タクシーのための車種」との認識が広まってしまうと、一般の人が買わなくなるのは、どの国でも同じですね(笑)。

それとこうやって写真を見比べると、ナンバープレートの形状がカンボジアは日本と同じ縦横比、ベトナムはフロントのみ欧米式の横長タイプであることが分かりますね。


次にこちらは「ヴィオス」の2代目モデル。
日本で販売していた「ベルタ」です。
こちらの写真でも「タクシー」⇒ベトナム、「一般車」⇒カンボジアの構図は同じです。

さらにこちらは「ヴィオス」の初代モデル。
日本での「ターセル」のセダンがベースの車です。
この発売は2002年なので、「ヴィッツ」の初代モデルは発売済み、「プラッツ」も発売済みですが(共に1999年発売)、あちらのシリーズは発売直後で日本国内、および、欧州での販売を増やしていた時期であり、第3国向けの廉価モデルを作るところまで検討されていなかったということでしょう。
一方、この時代の「ターセルコルサカローラ2」がベースであれば、そういったモデルは造り易かったのだと想像しますね。

海外で見かけた日本車(574)三菱の車たち

2017-05-19 | 海外旅行×車

海外で見かけた日本車」シリーズの第574回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
今日は残りの三菱車をまとめて見ておきましょう。
写真は縦に見て頂きたいのですが、まず、左側は「RVR」の2代目モデル。
これは日本でもよく見る車種です。
次に真ん中ですが「アウトランダー」の2代目モデル後期型。
これもよく見ますね。
そして、右側はトラック。
上段が「キャンター」の6代目モデル。
窓の形状やボンネットの造形は日本仕様と同じですが、ヘッドライトが角目4灯なのが異なります。
これは海外仕様での違いでしょうね。
最後に下段ですが「ファイター」の2代目モデル後期型ではないかと思います。
このあたりは資料が少ないので、一度、体系的に調べておきたいですね。

海外で見かけた日本車(573)三菱・パジェロ

2017-05-18 | 海外旅行×車

海外で見かけた日本車」シリーズの第573回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
今日も三菱からですが、日本をはじめ、世界中で走り回っている「パジェロ」をご紹介。
今回の旅行では各世代の車両の写真が撮れました。
まず、写真上段ですが、左が2代目モデル後期型、真ん中は2代目モデルの前期型か中期型です。
これらはフェンダーの形状で見分けていますが、真ん中の方は北米仕様の「モンテロ」にも少し似ているような気がしますね。
写真右は3代目モデルです。

次に写真下段ですが、左と真ん中は現行4代目モデル。
また、右側は「パジェロミニ」の初代モデルです。
こちらは1994年から1998年の販売で、あまり海外では見ない車種ですが、こちらの車両は右ハンドルであったので、日本の中古車が輸入されたのかも知れませんね。
こんな感じで、各世代+α を見ることが出来た「パジェロ」でした。

海外で見かけた日本車(572)三菱・パジェロスポーツ

2017-05-17 | 海外旅行×車

海外で見かけた日本車」シリーズの第572回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
今日も三菱車のうち、日本でも売っていた世代もある車、「パジェロスポーツ」です。
この車は初代モデルが「チャレンジャー」という車名で国内で販売されていました。
上の写真は2代目モデルで、2008年から2016年まで販売されていました。
大きさは、全長4695mm、全幅1815mm、全高1840mm、ホイールベース2800mm。
搭載されたエンジンはガソリン直4-2.4L、V6-3L、-3.5L、ディーゼル直4-2.5Lターボ、-3.2Lターボで、トランスミッションは5速MT、4速AT、5速AT がありました。
また、駆動方式はFRもしくは4WD です。
デザインは発売時期が近い、昨日の「トライトン」の4代目モデル(2005年~)に近いですね。
なお、左と真ん中の車両ではフロントグリルの形状が異なりますが、これは前後期等の違いでは無さそうです。
他に、桟が中央の三菱のCIエンブレムに合わせ、斜めに5本入っているものもありました。


さらにこちらは3代目モデル。
遠い距離での撮影で、ちょっとピンボケですが、間違いはないでしょう。
こちらは2015年の発売で、2代目モデルと1年、重複しますが、これは販売国により切り替えの時期がズレたのだと思います。
大きさは、全長4785mm、全幅1815mm、全高1805mm、ホイールベース2800mm。
搭載されたエンジンはディーゼル直4-2.4Lターボ、-2.5Lターボで、トランスミッションは5速MT、6速MT、5速AT、8速AT があります。
また、駆動方式はFRもしくは4WD です。
デザインは完全に“現在の三菱顔”ですね。
今回は、この写真のみですが、アジアや欧米で売れる車なので、そのうち前後とも撮影は出来るでしょう。

海外で見かけた日本車(571)三菱・トライトン

2017-05-16 | 海外旅行×車

海外で見かけた日本車」シリーズの第571回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
今日も三菱車ですが、日本でも売っていた世代もある車、「トライトン」です。
この車はヨーロッパでは「L200」という車名で販売されているので、上の写真の4代目モデルも何度か記事にしています(下記アドレス)。
ボディタイプも複数あり、今回はダブルキャブの乗用仕様ですが、他にシングルキャブやエクストラキャブのトラック仕様もありますね。
※上の右の写真は荷台に屋根カバーを装着したタイプ。

また、一時期、輸入をして日本国内でも販売しており、その時の車名は「トライトン」でした。
今回も「トライトン」のエンブレムを確認出来ているので、アジア圏では、こちらの車名なのかも知れません。

「海外で見かけた日本車」シリーズ/第448回目/「ポルトガル編(2015年)」:
リンク


そして、こちらは5代目モデル。
デザインが随分と新しくなりました。
写真左と真ん中は同じ車両、右は別の車両です。
右の車両はフェンダーの追加パーツが付いていないので、商用仕様に近い廉価グレードなのでしょう。
こちらも日本に輸入すれば良いのに、と思いますが、そのあたりは上の4代目モデルの(日本での)販売実績も影響しているのでしょうね。

海外で見かけた日本車(570)三菱・L300

2017-05-15 | 海外旅行×車
海外で見かけた日本車」シリーズの第570回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
今日も三菱車ですが、日本でも売っていた車種の海外仕様、「L300」です。
この車は、かつて販売していた「デリカ」の3代目モデル(1986年~1999年)の海外仕様。
ヘッドライトが日本版は角目2灯、または角目4灯であったのは、こちらはカバー付きの角目2灯となっています。
また、日本仕様はフロントガラス下端からボディが真下に落ち込むのに対し、海外仕様では衝突安全基準を満たすため、緩やかにフロントが落ち込み、スペースを稼いでいます。
さらにこの車両は該当しませんが、大型バンパーを装着する国もあったもよう。
このあたりは現在では日本でも1BOXカーのフロント部で同じ対応がされていますが、当時は世界基準よりも安全対策が遅れていたということでしょう。
なお、同車では「L400」として、「デリカスペースギア」を販売していたことがありました(下記アドレス)。
他に「L200」もありますし、数字の車名も良いですね。

以前の記事はこちらからどうぞ。

「海外で見かけた日本車」シリーズ/第442回目/「ポルトガル編(2015年)」:
リンク

海外で見かけた日本車(569)三菱・ジンガー

2017-05-14 | 海外旅行×車
海外で見かけた日本車」シリーズの第569回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
三菱のアジア仕様の車が続きますが、本日は「ジンガー」をご紹介。
この車は同社の「チャレンジャーパジェロスポーツ」をベースとしたMPVで、3列シートを備えた7人乗りとなっています。
大きさは全長4585mm、全幅1775mm、全高1790mm、ホイールベース2720mm。
搭載されるエンジンはガソリン直4-2.4L で、駆動方式はFR、また、トランスミッションは5速MT、4速AT となります。
写真はリア側のみですが、フロントのデザインは、2005年の発売なだけに「ランサー」の6代目モデル後期型に似た感じ、フロントグリルをメッキの横桟2本にしたようなデザインです。
リアを見た時に「アウトランダー」かと思いましたが、妙に背が高く違和感があったので、撮影をしておき、後から写真を拡大すると「ZINGER」の文字がありました。
また、チャンスがあれば、フロント側の写真も撮りたいですね。

海外で見かけた日本車(568)三菱・ランサーiO

2017-05-13 | 海外旅行×車

海外で見かけた日本車」シリーズの第568回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
三菱のアジア仕様の車が続きますが、本日は「ランサーiO」をご紹介。
このモデルは日本の7代目の「ランサー」の台湾仕様である「ランサーフォルティス」に、2008年に追加されたスポーツモデルです。
来年に両車が統合され、「グランドランサー」となることがアナウンスされています。
エンジンは直4-1.8L のようなので、「エボ」並みの性能はなく、駆動方式もFFでしょうね。
エクステリアは非常に格好良く、日本で売ればヒットしそうな感じ。
ただ、右の写真のようにヘッドライトだけを拡大すると、ちょっと、BMWのE90系(5th)を思い出しました。
このあたりは様々なパーツの組合せでデザインが決まり、印象も変わっていくのだということが分かりますね。

海外で見かけた日本車(567)三菱・ジョリー<前期型>

2017-05-12 | 海外旅行×車

海外で見かけた日本車」シリーズの第567回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
今日も三菱の車ですが「ジョリー」の前期型をご紹介。
この車は同車が展開する「ダイナミックファミリーワゴン」シリーズの1つで、2代目の「パジェロ」をベースとしたMPVです。
1997年に台湾で生産が開始され(車名:フリーカ)、翌年、フィリピンで(車名:アドベンチャー)、翌々年にインドネシア(車名:クダ)でも生産が始まりました。
また、2004年にはマイナーチェンジをして、いわゆる“ブーレイ顔”に変わっています。
上の写真はベトナムで見た車両ですが、車名は「ジョリー」になっていました。
このあたりは現地語や場合によっては商標等もあっての変更でしょう。
デザインと言うか、バンパーやサイドパネルが異なるのはグレードによる差。
写真下段の方は豪華仕様ですが、ちょっと、パジェロっぽいです。

こちらは台湾仕様に近い顔付き。
ヘッドライトやフロントグリルの形状が異なります。
さらにパンパー一体型のグリルガードは追加オプションでしょう。

スペックを見ておくと、大きさは全長4320-4375mm、全幅1650-1690mm、全高1800-1830mm。
搭載されるエンジンはガトリン直4-SOHC-1.6L、-2L、ディーゼル直4-2.5L で、駆動方式はFR、トランスミッションは5速MT、4速AT となります。
昨日の「アトラージュ」も同様ですが、アジア圏にはその地域向けの車種が存在するので、色々と見られて楽しいですね。

海外で見かけた日本車(566)三菱・アトラージュ

2017-05-11 | 海外旅行×車

海外で見かけた日本車」シリーズの第566回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
昨日までは外車を紹介していましたが、今日からは日本車を見ていこうと思います。
その初回は三菱の「アトラージュ」。
同車のハッチバック車である「ミラージュ」をベースとするセダン版で、生産も「ミラージュ」と同じく、タイとなります。
また、オーストラリアでは「ミラージュセダン」、フィリピンでは「ミラージュG4」として販売されているようです。
大きさは、全長4245mm、全幅1670mm、全高1515mm、ホイールベース2550mm。
搭載されるエンジンは、ガソリン直3-1L、-1.2L で、駆動方式はFF、トランスミッションは5速MT、CVT となります。
デザインは「ミラージュ」より完成度は高く、フロントデザインの仕上がり、また、Cピラーの造りも上出来です。
このあたり、アジア圏の国によっては、日本での「ミラージュ」の扱いより上になることが多いからでしょう。
三菱が好調なら、この車も輸入して売れば良いのですが、まだ、しばらくは厳しそうですね。

海外で見かけた注目の車(1498)カンボジア製の車

2017-05-10 | 海外旅行×車

海外で見かけた注目の車」シリーズの第1498回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
今日の車は「カンボジア製の車」をご紹介。
と言っても、帰国後、調べてても情報はなし。
得られた情報は、ツアーの現地係員の方がおっしゃっていた、これらの車がカンボジア製の古い車であること、エンジンは日本のマツダ製であることくらいです。
左の写真の車両は屋根付き、真ん中&右の写真の車両は屋根が無いため、ドライバーはフルフェイスのヘルメット装着です。
大雨の時など、運転席が水浸しになるのはマズイので、幌くらいは付いているのでしょうが、通常はオープン状態で運転をしているのでしょう。
ヘルメットも必須なのか? 法令で決まっているのか?
と思いましたが、よく見ると、フロントガラスも無いので、これくらいしないと、常時の視界を確保するのは難しそうですね。
いずれにせよ、貴重な車を見ることが出来ました!

海外で見かけた注目の車(1497)ベトナムの車

2017-05-09 | 海外旅行×車

海外で見かけた注目の車」シリーズの第1497回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
昨日はベトナムとは言ってもバイクの多さの話をしたので、今日は車について話しておきましょう。
ベトナムでも日本車は多いですが、カンボジアのようにトヨタばかりという訳でもなく、他の日本車メーカーも見ることが出来ます。
また、韓国車の比率も上がりますね。
他、欧米系ではフォードが圧倒的に多かったです。
そして、カンボジアとは決定的に違ったのが、中国車(と思われる)の多さ。
商用車は韓国車に加え、メーカーすら分からないような車が多数、走っています。
上の写真は中国の福田汽車という商用車メーカーの「フォトン」というブランドの自動車。
このメーカーは、香港・マカオ旅行の際に買った車雑誌の広告で覚えていたので(下記アドレス)、すぐに気が付きました。
写真左下はメーカーのCIエンブレムですが、その上の車からの拡大写真です。
写真の真ん中の上下は同じ車種ですね。
上段の左右の車も同一車種かと思いましたが、ヘッドライトユニットは同一ながら、ドアのプレス形状やパンパーは異なります。
このあたりはマイナーチェンジでの違いかも知れませんね。
他、右下の車は軽自動車のサイズ。
デザインが古めだったり、エンブレムが異なるので古い時代のモデルでしょう。

他、中国製(と思われる)の車は都市部では皆無で、韓国車ばかり。
よって、撮影が出来たのはハロン湾に向かう道中のみでした。
その日は曇り、および、一部雨だったので、明るさの足りない移動中の観光バスからの撮影となり、ピンボケ写真が多いのが残念でしたね。。。

そのあたりも含め、徐々にご紹介していきますので、ご期待下さい!

以前の記事はこちらからどうぞ。
リンク

海外で見かけた注目の車(1496)カンボジアの車

2017-05-07 | 海外旅行×車

海外で見かけた注目の車」シリーズも「カンボジア・ベトナム編(2017年)」を開始。
その第1496回目です。
今日は、まず、カンボジアで見た車、全般の話と、最も興味深かった車をご紹介。

カンボジアの車の状況ですが、基本的に乗用車は、ほぼ日本車、さらには、ほぼトヨタ(&レクサス)でした。
他、フォードと韓国車も少しあり。
また、北米向けの大型SUVや大型ミニバン、さらには小型ハッチバックも少々あり。
小型ハッチバックは韓国車が基本で、それ以外に見る日本車は右ハンドルだったので、日本の中古車が輸入されたのだと思われます。
商用車、つまり、バスやトラックは韓国車が大半を占めていました。

日本車の車種等については、該当車種についての記事にて記載しますので、今回は外車で興味深かった車種を取り上げます。

それが上の写真のMベンツの「MB140」(上段)とサンヨンの「イスタナ」(下段)です。
空港を出て、すぐに見たのが「MB140」だったのですが、あまりプレミアム感の無いデザインだったので、最初はMベンツのエンブレムだけ付け足した模倣カスタマイズカーかと思っていました。
しかしながら、すぐに10台、20台と見ますから、正式な車種として認識しました。

さらにしばらくすると「MB140」と全く同じデザインのサンヨン車が走っていることに気付きました。
よって、これらが兄弟車であり、同時にMベンツがサンヨンに技術供与を行っていたことを思い出した次第です。
ちなみに両車の存在比は、Mベンツ:サンヨン=20:1 くらいで、圧倒的にMベンツが多いです。

帰国後、色々と調べてみると、元々、Mベンツが製造していた「MB100」という車種を、サンヨンが最新のデザインで作り直したのが「MB140」と「イスタナ」で、いずれも韓国製です。


車内は4列シートの10人乗りで、ツアーでも使われていたので室内も撮影。
グレードは複数あるようで、左の写真が上級グレードで、(一応)木目調パネルを採用しています。
一方、真ん中と右の写真は廉価グレートでセンターコンソールは安っぽいプラスチック。
また、ドアミラーの角度調整は半自動(?)な感じでした。
他、エンジンはディーゼルのため、多人数を乗せての走行性能は問題なし。
また、足回りは柔らかめで、Mベンツ的ではありませんが、路面の悪いカンボジアでは、これがベストだと思います。
カンボジアは、SUV比率が高いのですが、これはアスファルト路面の悪さ(凹凸)や、豪雨の際の未舗装路も考慮しての必然性から来るものなのだと認識しました。

バルト三国で購入した車雑誌

2017-03-05 | 海外旅行×車

今日は「海外で見かけた注目の車」シリーズの「バルト三国編(2016年)」の番外編ということで、現地で購入した車雑誌をご紹介しましょう。
「Auto Bild」という雑誌です。
色々な雑誌を見て選びましたが、結局は日本車が取り上げられているものを選択。
ご覧の通り、ホンダの「シビックTYPE-R」とフォードの「フォーカスRS」の比較記事が載っている雑誌です。
バルト三国にはいわゆる「国産車」はないですが、こういう記事が掲載されるということは車好きはいるということ。
今回も様々な車を見ましたが、今後は他のヨーロッパの地域と同じような車の構成になっていくことでしょうね。