
「海外で見かけた日本車」シリーズの第576回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
今日もトヨタからですが、アジア専売車種をご紹介。
「ヤリス」のアジア仕様です。
この車は日本や欧米向けの「ヴィッツ」や「ヤリス」よりも一回り程、大きく設計されています。
その大きさは、全長4115mm、全幅1700mm、全高1475mm、ホイールベース2550mm。
また、エンジンはガソリン直4-1.2L、-1.3L、-1.5L で、駆動方式はFF、トランスミッションは5速MT、4速AT、CVT となります。
デザインはフロント部のヘッドライト内側から下に伸びるメッキのラインが目立っていたり、テールランプが欧州車風。
このあたりはアジア圏の市場での好みを考慮したのでしょうか。
大きさについては、アジア圏では手軽に車を買えない国もあるので、(同じ価格でも)少し大きめにしているのだと思います。
なお、この撮影はいずれもベトナム。
カンボジアは大きな車が多く、コンパクトカーは少数派、一方、ベトナムではハッチバックや小型セダンも多かったです。
印象として、ベトナムの建物の込み入った感じや生活道路の狭さは日本と同じくらい。
よって、各所の駐車場や自宅車庫も同じくらいだとすれば、小型車が普及し易いのでしょうね。