古本を集めるのが生きがいさ!

毎日古本屋に出向き棚をチェックするのが至極の幸せ。今日の棚はこんな本があった!

本物の活字って見たことありますか。

2006年10月30日 12時08分06秒 | Weblog
本や読書を例えて「活字」とよく言いますよね。
(私は活字中毒なんです)とかって。
ところが、「活字」の本来の意味は、
「活版印刷用の金属で作った文字の型。」(新明解国語辞典)なんです。
もう活字なんてほとんど使われなくなってしまったし、
話には聞いていたとしても、実物などなかなか見ることできませんよね。

一昨日、仕事でおつき合いしている印刷会社で、
「活字」に関する見学説明会が開催されました。
10月27日の「文字・活字文化の日」を記念して昨年から催されているもので、
前回も行ってきたのですがまた足を運んでみました。
今では珍しい活字製造や活版印刷の機械などをはじめ、
現在に至るまでの印刷の流れを解説してもらい、
とても有益な時間を過ごすことができました。
それにしても、昔の人はよくあれだけの精密な機械を作り上げ、
これまでたくさんの印刷物を作ってきたものです。
その情熱には頭が下がるばかりです。
そんな歴史があればこそ、今多くの本を好きなだけ読めるわけですね。

活字に情熱を傾けた人たちの本を紹介しましょう。
「グーテンベルクの鬚」という単行本です。
グーテンベルクをはじめ、15名の人が取り上げられています。
日本人でも3名ほど登場します。
タイポグラフィに関心ある方にはとてもタメになる一冊ですよ。
アマゾンの方に出品しています。
関心ある方は、ぜひ検索してみてください。
他にも文字関連の本たくさん出しております。

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