「サイバーマンデー」連休明けの月曜日

言葉は世相を表すが、共通の言葉にはなりにくいかも知れない。米コンピューター大手ＩＢＭが２７日発表した感謝祭連休明け（２６日）のオンライン販売調査によると、売上高は前年比３０・３％増と大幅増になり、過去最高を記録した。携帯端末を活用した購入が広がり、米年末商戦でのネット市場の拡大が浮き彫りになった。米国では感謝祭翌日の金曜日の「ブラックフライデー」前後に小売り各社が店頭中心のセールを行うのに対し、連休明けの月曜日は「サイバーマンデー」と呼ばれ、ネット上で安売り合戦を繰り広げる。ＩＢＭが米国の小売り５００店舗を対象に行った調査によると、今年のサイバーマンデーでは携帯端末による売り上げが前年の約２倍も増加。タブレット端末やスマートフォンを駆使して掘り出し物を探す消費者が目立ったというが、日本も消費は変わるのか