昔日本の映画であった気がするが、まったく見る気がしないというよりみたくない。劇画家さいとう・たかをの代表作「ゴルゴ13」が、海外での実写化に向けて、本格的に進んでいることが明らかになったそうだ。「ゴルゴ13」の海外での実写化は、現在開催中のトロント国際映画祭で制作会社デイヴィス・フィルムズが明らかにしたもので、同社は日本の出版社リイド社から「ゴルゴ13」の映画化権を獲得したと発表。今回のライセンス契約にあたりプロデューサーのサミュエル・ハディダ氏は、「われわれは、今でも信じられないほど、この素晴らしい原作を大きなスクリーンに持ってくるこのチャンスに興奮している。私は長い間、さいとう・たかを氏を最高の劇画作家の1人として尊敬してきた。われわれはこれから、彼のスタイルとこの素晴らしいキャラクターを全世界の観客に提供することを楽しみにしている」と語った。一方のリイド社もシネマトゥデイの取材でこの事実関係を認めており、本格的に始動している様子をうかがわせた。「ゴルゴ13」は、「ビックコミック」誌で1968年11月より連載が開始され、現在も連載中の人気漫画。超一流スナイパー・ゴルゴ13ことデューク東郷が、戦争や紛争、ゲリラやテロ活動、そしてあらゆる犯罪組織に立ち向かい活躍する姿を描いている。また、多くの専門分野の知識が詳細に表現されていることも高く評価されている作品だ。単行本は現在162巻、シリーズの累計発行部数は2億部を超える国民的劇画なのだから・・・
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