松坂に、他球団移籍の可能性

本当に大リーグはおもしろい。本人の意向とはまったく別にいろいろと物事が進む。２７日のロイヤルズ戦で、メジャー通算５０勝をマークしたレッドソックスの松坂大輔投手が、獲得希望球団を募るウエーバー公示されていることが２８日、分かった。スポーツ専門局ＥＳＰＮの記者が短文投稿サイト、ツイッターで伝えた。レ軍は２５日にＪ・ベケット投手ら主力４選手をドジャースに放出したばかり。ド軍がプレーオフ進出のために再び、松坂獲りに動き出す可能性が出てきたそうだ。メジャー通算５０勝したばかりの松坂に、急きょ他球団移籍の可能性が浮上した。２５日にベケット、ゴンザレスら主力４選手をウエーバーにかけ、ドジャースに放出したレッドソックスが、今度は松坂を“トレード要員”とした。レ軍は現在、６２勝６７敗でア・リーグ東地区４位。首位ヤンキースと１２・５ゲーム差で、来季以降に向けて再建を進めている。バレンタイン監督は「この時期、ペナントレースから脱落しているチームが、ビジネスを考えるのは当然」と話していた。松坂だけでなく、１番のエルズバリー外野手も、先週ウエーバーにかかっていた事が明らかになったばかりだっただが、チーム作りには、何が足りないか何が効率的かで考える欧米らしい考え方だ。