圧巻だった。今季最も活躍した先発完投型の本格派投手を表彰する「沢村賞」の選考委員会が２８日、都内のホテルで開かれ、パ・リーグでプロ野球記録を更新する開幕２４連勝をマークしたマー君の受賞が決まったのだ。マー君は２０１１年以来、２度目の受賞。田中は、沢村賞の７項目の選考基準のうち、完投数を除く６項目をクリア。オリックスの金子千尋は全項目を満たしていたが、無敗で最多勝、最優秀防御率のタイトルを獲得したことなどが高く評価され、平松政次選考委員は「驚くばかりの成績。勝率１０割という偉大さは他の投手を追随させない」と文句なしの全会一致で決定したそうだ。あとは日本一を獲得して欲しい