ザックジャパンの主将がGKだった。とはウォルフスブルクの日本代表MF長谷部が、ホッフェンハイム戦で珍事に見舞われたそうだ。2-1の後半35分だ。GKヒッツが主審への暴言で退場。交代枠を使い切っていたため、DFルスが代役に指名された。戸惑うルスに気をもんだマガト監督は、「日本人は規律があるので、どんな役割もこなす」と妙な信頼を口にし、今度は長谷部に指令を出した。3度のキャッチも見せたが、同41分に相手FWに1対1を決められた。右サイドバックで先発し、ボランチ、最後はGKと奮闘も3-1で敗れ、「GKはプロで初めて。誰かがやらないといけないので。)いうことはないです」と唇をかんだそうだ。大活躍とはいかなかった。