北の国の人生ノート

これからの人生を有意義に生きていくための道程。自分で自分のために書く日記です

エルサレム賞の授賞式での記念講演、村上春樹さん

2009-02-18 | 好きなもの
毎回ノーベル賞の候補に挙がるもなかなか取れない
春樹さんは、口を開いたのだ
「黙りこくっているよりも、ここへ来て話すことを選びました」
If there is a hard, high wall and an egg that breaks against it, no matter how right the wall or how wrong the egg, I will stand on the side of the egg.

「たとえばそこに硬くて高い壁があって、一個の卵がそこにぶつかって行くとしたら、たとえ壁がどんなに正しくても、卵がどんなに間違っていたとしても、僕は卵の側に立ちます」

ガザ地区への攻撃に対する抗議の渦巻く中、イスラエルの文学賞の受賞が決まった村上さんに対しては、各方面から批判や要望が出されていたようです。「賞を受け取れば、イスラエル政府に加担することになる」とか、「パレスチナへの連帯を示すために辞退してほしい」とかでも目で確かめ自分の意見を述べた。