鶴沢剣友会

千葉市立鶴沢小学校体育館にて稽古を行う"鶴沢剣友会"日々の模様

全日本少年少女剣道錬成大会~夏の日の思い出~

2023-07-23 15:28:56 | 剣道
7月23日(日)5:06千葉発久里浜行の快速に乗車して
都内へと向かいました
5:57下車したのは九段下


連日の暑さに辟易としていますが
流石に早朝は凌ぎやすくお堀には無数の蓮の花


元より規模の小さな当会の行事は主に千葉市内
合宿、稀に錬成会があっても、その活動は県内に限定され

県外への遠征に次ぐ遠征を軽々とこなす強豪チームとは
明らかに様相が異なります

日々の稽古を淡々とこなしながら
これ迄身の丈に合った活動を続けて来ましたが
今回初めて都内へと足を向けることとなりました


目的は第58回全日本少年少女武道(剣道)錬成大会への出場
この大会には予てより関心を持ち、参加の是非を検討していましたが
一定の経験値を身に着けた選手が揃う機会を伺いつつ
コロナ禍等もあり着手が遅れていたものです

何分初めての取り組み、日本武道館から送られた
文書の中には前日から館周辺での順番待ちや
駐車場待機の車列を作らぬようにとの注意喚起もありましたので

先に現着、駐車場や入り口前の列の変化を注視しながら
車で到着する選手・保護者を待ちます

6:46第二駐車場に到着の連絡あり、無事に合流
幸い今大会では座席指定がなされましたので
7:30の開館を待ち徐々に伸びる行列に並ぶことなく
公園内の東屋で一時を過ごし


混雑が緩和された時間帯に入館
本来は5人制の大会ですが、コロナ後の措置として
今大会は3人制、鶴沢発の選手は6年男子2名・5年女子1名



フロアにてアップを始めた先行の団体を凝視する選手・保護者


さて、今回出場の準備を進める中で
監督より
他団体は皆、鉢巻きをしているようだが・・・との問いかけがありました
鶴沢の子たちのみ鉢巻き無しの事態は避けなければならない

新造するにあたって個別に色や刺繍の希望を聴取したのですが
3名とも判で押した様に「えんじで心技体」との回答を得て
用意したのはこちら



8:40開会式
大会二日目のこの日は全国より364チーム、1335名が出場


「心技体」の鉢巻きを着けた鶴沢選手は右端に位置します
 全員での準備体操を経て


9:30錬成開始
試合内容は
①監督(元立ち)に向かって切り返し~打ち込み稽古40秒 判定
②一分間の一本勝負
基本判定と一本勝負の勝者数・総本数により勝者が決定しますが
同数・同本数の際は基本判定で勝ったチームを勝ちとするとあります


第二試合場・第11試合で岐阜の誠心剣友会と対戦

子供たちには何も気負うことは無い
試合場に立ったところで80点・元気よく立ち合えば100点!!
また、この大会に連れて来たかったOB・OGの思いも組んで
事にあたるようにと送り出しました

基本の部分では差が着きましたが
一本勝負では一勝・一敗・一分けで終えました


遠くの先輩に見えるでしょうか
貴重な一本を決めた5年生女子

現地にて状況を把握し、何が求められているかを
悟った日ともなりました
次回からは5人制に戻るであろうことを想定すると
少人数の鶴沢が毎年出場できるかは未知数ですが

今回得られた知識を次回、必ず生かしましょう

会場入りは二手に分かれましたが、帰路は一台の車で
仲良く千葉を目指しました

剣道もさることながら、家族との時間も勉強も他競技との両立も
重きをおく小さな鶴沢剣友会の挑戦は続きます



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