年度末に向けて～収束を願う～

新型コロナウイルスの流行により、各種イベントの自粛が求められ
春季錬成大会中止の第一報がもたらされたのは、２月２５日夜でした

３月８日(日)に開催されるはずであった小中学生の団体戦
鶴沢からは３年生１名・４年生２名・６年生２名で戦いに臨む予定でした

中でも６年生は、この後の選択によっては人生最後の剣道の大会となるやもしれず
これまでの集大成と試合場に送り出したかったのですが
流行の拡大を防ぐ措置としてやむを得ません



幸か不幸か私たちは少人数の団体です
自衛の手段として２６日からは体育館に消毒液を配置した上で
換気を心掛け稽古を実施



更に状況悪化、市内学校の休校が通達された２８日
鶴沢小の体育館には学校側が用意してくれたアルコールも完備
壁にはウイルス対策を細々と記した掲示物あり
いよいよ只ならぬ雰囲気です

指導者とも協議の結果、一旦３月２０日まで小中学生のみ稽古は休みと定めたのですが
直後の２０：０８鶴沢小より連絡あり
学校施設利用一時停止の知らせです



よって次回の稽古、大人は３月２０日(祝)に再開することとして



掲示物の注意書きに則り
ドアノブやトイレ等をアルコールにて消毒
体育館を施錠しました

ここまでして大人の稽古に拘るのは
３月２１日に予定されている四・五段審査会のため
受審予定者にとって、残す稽古は２０日のみとなってしまいました



立ち入り制限等で例年とは趣を異にするものと思われる各学校の卒業式
当会も毎年、年度末には細やかな卒業のセレモニーを行います
無事に開催できますかどうか…
一日も早く収束に向かうよう祈るばかりです

千城剣友会での稽古～春を目指して～

２月１６日(日)久しぶりに千城剣友会の稽古に参加させて頂きました
三寒四温、この日は小雨にて気温も低かったのですが
鶴沢の会員ら早々と集結した一方で、事務局たる私はぎりぎりの到着になり
大いに反省しております



さて、こちらでの稽古を複数回経験した者も



初めて参加した家族も



明るい千城小の体育館で



１０：００稽古開始　来月８日の春季錬成大会に向けて
試合場への入り方等、細やかな指導を受け



千城・鶴沢の子供たちによる稽古は１１：３０終了



千城剣友会の皆さんには何時も温かく迎えて頂いて
感謝に堪えません



さて、次週は学校行事により鶴沢での稽古は休み
その後、４回の稽古を経て子供たちは大会に臨むこととなります

令和２年鏡開き～絆を強める～

２月７日(金)令和２年の鏡開きを挙行
例年１月に催すものですが、今年はスケジュールの都合でこの日となったもの
過去に２月開催は一度、耐震改修工事により体育館使用不可となった平成２４年の事でした



まずは号令により稽古開始



ここのところ参加者少なめであったのですが
この日ばかりは賑わいを見せ



面を着けて間もない１年生を含む



小学生は１０名が全員参加



外中学生２名・成人男子６名による稽古は２０：００終了



稽古には加わらないもののバックアップに専念してくれた中学生２名
彼らの働きには大いに助けられました



母たちの手によってテンポよくステージ上も準備完了



平素は致し方なくやっている感が垣間見える稽古後の掃除も



後の行事を思えばこの勢い



集合写真に収まり



しばし歓談の時



そしていよいよ『くじ引き』へと突入
１年生から学年順に並んで



さて何が当たったのか…



特別な景品を巡っての争奪戦でクライマックスを迎えました



終了後、誰言うともなく撤収作業
抜群のチームワークで用具を取り纏め



帰路に着きます



母と一緒で少し照れ臭そうな
入会７年目の中学２年生



父と二人三脚
細かい心配りで行事を支えてくれました



住まう地域も学校も異なる



ファミリーですが



鶴沢の体育館で出会い



行事を通して新たな和が生まれて行きます



指導者３名小学生６名にて立ったまま
汁粉を食した鏡開きから２５年
今日の賑わいは泡沫の夢かとも思いますが



来年もまた催しましょうね
大人も子供も鶴沢の体育館に集う人々の笑顔が見たいから