酔漢のくだまき

半落語的エッセイ未満。
難しい事は抜き。
単に「くだまき」なのでございます。

ジョア!

2010-11-22 11:06:00 | もっとくだまきな話
「何で我が家にこんなものあるのか!」続編でございます。
先月、「かんからかんこ」を片付けている最中にまたまた発見の代物です。
「かねごん」バージョンがプレミアだとか。
そうだよなぁ!あの「シュールな最後の場面」は子供心に強烈な印象を与えました。
尤も「一億」という桁をはじめて覚えましたのが「まゆだま」だったのでしたので。
普通僕らの世代は「三億円事件」でしょ。酔漢はそうではなかったのです。
「メトロン星人」の四畳半は今では笑えますが、小学校時代家庭教師の「こがわ先生」の下宿がそれそっくりのローケーションでございましたので、思わず押入れを開けたい衝動に駆られました。東北大理学部化学科の現役でした彼の事です。実は「宇宙人とコンタクトを取っていたりして・・・」
アリエマセン!
が、そんな事が頭の隅によぎるのですから、返す返す「変な子」だったわけです。
次男はそのシーンをDVDで見ましたが「腹を抱えて大笑い」でした。
夕日に向かって「メトロン走り」するメトロン星人の姿は感動だぁぁぁぁ。
お気づきでしょうか。缶のデザインに「セブン」がない!
なぜだぁ!叫ぶ酔漢の図。
でも、「古代怪獣ゴモラ」と「キングジョー」があるから許せるか。
と、妙な納得をしております。
デザイン的には「レッドキング」と「ジェロニモ」そして「ウインダム」あたりがあれば好みに叶うのですが。(ここは個人の好き嫌いだよなぁ)
さて、缶を整理しながら思い出した出来事があります。(ここからが「くだまき」です)
お話いたしましょう。

大学時代、合宿の打ち上げ(演劇部です)何か余興をやる事になりました。
さて、グループを何組かに分けての発表。
「ウルトラマンとかパロレない?」との一言。
と話が進みまして酔漢が脚本を書くことになりました。
寸劇です。
まずは全員にウルトラセブンのコスプレをさせます。
衣装を依頼した後輩は大変でした。
男子二名。女子一名。ですがクレーム。
「体の線が出すぎて・・・方向性が違ってくるぅぅぅ」ですので、女子の分はトレーナーで作成。
さて本番。旅館の大広間です。一寸した舞台(カラオケ用の)がありまして、そこでお披露目。
司会、酔漢。
「さぁぁて、ウルトラセブンの登場でぇぇす」
三名が舞台に上ります。
「では、ウルトラセブンの皆さん(本当は一人なんだけど・・・)にインタビューです」
酔漢「戦ってみて一番手ごわかった敵はだれですか?」
セブン1「ジョア!」
酔漢「諸星ダンを選んだ理由は?」
セブン2「ジョア!」
酔漢「地球に来て楽しかった事は?」
セブン3「ジョア!」
酔漢「お寿司は好きですか?」
セブン2「ジョア!」
そう、このインタビュー答えはすべて「ジョア!」と答える事になっているのです。
酔漢「好きな人は?」
「ジョア!」
質問が繰り返されます。
最後の質問「好きな飲み物は?」
全員で「ジョア!」
「そうですか!みなさんジョアが好きなんですね!偶然にも12本のジョアを用意しました!これを一気に呑んでいただきましょう!さぁて、一番早く飲んだセブンが本物です!」
この部分は出演者には知らされておりません。
「酔っぱらって、コスプレをして、ヤクルトジョアの一気飲み!」
一人4本のジョアを一気に飲むのです。
これ・・・効きます。「どこにって?」ご想像にお任せいたします。
会場は爆笑でした。が、その後舞台袖では、どのような光景が見られましたか・・。
これもご想像にお任せいたします。

「遠刈田ジョア事件」名前がつきました。

ウルトラセブンの脚本を担いました「金城哲夫」さんです。自身をキャラクターにいたしました。
「ウルトラ警備隊西へ」
三体のロボットが合体する「キングジョー」は驚きでした。
合体ロボットの最初かと記憶します。前篇と後編がありました。
印象に残る作品です。
「帰って来たウルトラマン」では「怪獣使いと少年」植木等の歌がBGMで流れます。
子供達に人気はなかったのですが「ウルトラマンガイア」は面白かった。
そんなかんかでウルトラマンはやはり頭から離れられないキャラなのでした。

”ウルトラマンが「恩人」を捜しています”

「すず様」のブログからです。
ウルトラ警備隊の「アマギ隊員」役の「古谷敏さん」はウルトラセブンのスーツアクターでもありました。「仙台での公演の思い出でから、その時に出会った少年を尋ねている」という河北新報の記事が紹介されております。
酔漢は「ウルトラセブンショー」を塩竈「今野屋」屋上で見ました。
「あのセブンの中もアマギ隊員だったのすかや。んだったらそのまま見てみたかったっちゃ」
これは、後になって思う本音です。が。
「ウルトラセブンは最後までウルトラセブンだべ」
これも、本音です。

写真の缶は「ゲゲゲ」と「カメンサイダー」(商品名)の並んでいる隣りに並べました。
並んでいる缶を見てですね・・・。
「蜘蛛男の毒汁」とか「蜂女の蜂蜜入りレモネード」とか「キュラソ星人のガソリン」とかのネーミングだったら「おもせぇんでねぇがや」と、ひそかに、怪しく笑っている酔漢がいるのでした。
「誰が買うんだべ?」

「親父、何言っちゃてるの?」
と学校から戻った「年下君」です。
「だめだなぁ。俺の部屋行かなきゃ」
「なして?」
「セブン・・ある!」
「あったのすか!」
「ブログで嘘いっちゃぁダメだね」
「しゃねがったっちゃ」
「これ。見て!」
「せ・セブンだぁ。感動だぁ」
今、17時50分。
上記会話を追加しました。実は、まだシリーズがあったのでした!

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12 コメント

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ジョア! (すず)
2010-11-22 21:16:07
>ジョア!
 あーはっはははは!幕下の惨劇を想像すると、お腹が痛ーい!

>「ウルトラマンガイア」
 本当に面白かった!叶うなら、酔漢様と「ガイア」を観ながら熱く語り合いたいものです。当時、どれだけ萌え&燃えた事か~!「ハイパーホビー」や「宇宙船」「TVマガジン特別編」まで、ガイアネタが掲載されている雑誌(妖しい同人誌も)は、今も手元にあります♪

親子で、ウルトラ話を出来るって嬉しいですよね~。子供たちの寝物語に、アイスラッガーや八つ裂き光輪の話しを熱く語っていた私です(笑)
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すず様へ (酔漢です )
2010-11-24 09:15:57
ガイアのメカデザインは秀逸ですね。元は同じカプセルですからあそこからの変形造形美には関心します。おもちゃとしてチーパーなメカが多くなってきておりましたので、久しぶりに原点に帰ったような感じを持ちました。
やはり質感ですよね。

哲学する主人公。「郷隊員」が最初ですよね。
そういった意味でも「帰って来た・・」は好きでした。

またそぞろに・・ウルトラマンが懐かしい酔漢です。
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ウルトラマンなら分るけど・・・ (丹治)
2010-11-25 15:48:00
カネゴンにケムール人ですか。
でも、買って飲む人がいるから売られてるんでしょうね。
僕だったら、思わず気後れしてしまいます。
いや、面白がって買ってるかな?

キャラクター商品のコレクターのことはあげつらう訳に参りません。
何を隠そう、小生も一時期、
勉強部屋で大量のペンギンを飼育していたことがあるのです。
勉強部屋が養ペン場と化しておりました。

遠刈田ジョア事件、涙を流して笑いました。
カエサルのひそみにならって言うなら、
「読んだ、見た、笑った」です。

カネゴンはウルトラQだったでしょうか。
確かがめつい少年の「カネダカネオ」君が或る日化けてしまったのが
この怪獣だったと記憶してます。
初期のウルトラシリーズって(今もそうでしょうか)、
単なる科学特撮物でなくて、社会問題も結構扱ってたような気がします。
「カネダカネオ」君の名前にしても「金だ!金を!」と聞えなくもありません。

ゴモラだって名前の出所はソドムとゴモラのゴモラでしょ?
あれは尻尾が弱点で、尻尾を切られて死ぬんだったでしょうか。
前編と後編の二回連続だったことも覚えてます。

ところでカネゴンです。
慎重メートル。体重は何キロだったでしょうか。

レッドキングは体型にリアリティーがありましたね。
体重も身長も忘れましたが、
「怒りっぽい脳」という特徴は覚えております。

ところで酔漢さん、怪獣トランプはやりましたか?

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ごぶさたしてました (ぱるえ)
2010-11-25 16:13:38
カネゴンバージョンはカワイイですね。ダダもいいけど♪
ウルトラマンネタは読んでいて楽しいです。
一番記憶にあるのは帰ってきたウルトラマンかな~
あまりに懐かしくなって、うちにあるウルトラマンの指人形をブログアップしちゃいました!
そして、こちらの記事をトラバさせていただきましたのでよろしくお願いします。
返信する
またお邪魔します♪ (すず)
2010-11-25 18:48:38
>ガイアのメカ
 SSファイターが好きで好きで!(笑)チーム・ライトニングとか、それぞれのチームの隊員もメカも個性があって、大好きでした。

>帰マン
 郷隊員の恋人とお兄さんの哀しいエピソード「宇宙人が車で人を轢いて殺した」のが、子供心に凄いショックでした。宇宙人や怪獣との戦いも、意味深いものが多くて、心に残っています。
それと主題歌を今でも口ずさんじゃいます(苦笑)ちゃ~ちゃらら~ららら~という前奏から「とどろく叫びを耳にして~♪」という歌詞まで全部が好きです。
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丹治様へ (酔漢です )
2010-11-26 18:16:28
やはり、丹治様「あついなぁ」です。
ウルトラの話題です。
今度呑みながら・・・・デス!
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ばるえ様へ (酔漢です )
2010-11-26 18:18:03
拝読、拝見いたしました。
我が家にもどこかにあるのか?
と考えております。ですが、家の中の発掘調査をいたしませんと・・・
ブログの紹介、ありがとうございます。
みんな「好きなんだなぁ」と思いました。
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すず様へ (酔漢です )
2010-11-26 18:19:47
やはり、そうでしたか。
「チームクロウ」に特撮では初めて「本名と同じ姓」の隊員がいましたので、それもまた感動でした。
メカ兼パイロットの彼女でした!
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ジュワ (トムくん)
2010-11-27 07:14:12
ウルトラ・アイをつけて、セブンに変身(当時は「変身」とは言わなかったです。)するとき、こちらでは「ジュワ!」と聞こえ、「ジョア!」とは聞こえませんでした。(笑)
ヤクルトジョアの影響でしょうか?
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トム様へ (酔漢です )
2010-11-30 12:18:54
よーーーく考えれば「ジョア」とは確かに聞こえなかったし、「ジャー」とも「ダー」とも聞こえました。
幼稚園の頃も「ジョア」とは言ってなかったような・・。
やはり「ヤクルト」の影響でしょうか。
ですが・・あの寸劇では「ジョア」で受けてました。
いつの間にか「ジョア」が定番になっていたようですね。
ご指摘ありがとうございました。
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