「それは、我々を歓迎してくれると思う間もなく、たいそうな眺めだった。まるで火山の爆発を見ているようだ」ベローウッド隊、マイケル・マゾッコ少尉は戦後そう証言いたしております。
マイケル少尉は「デカイ奴は俺が仕留める」と最初から話しておりました。愛機(ヘルキャット)には500ポンド爆弾を二発搭載させております。
「後のアベンジャーの奴等は殆ど盲目飛行を続けている。あんな度胸無しと一緒にはされたくはな . . . 本文を読む
「しまった!奴の真上じゃねぇか!」
高速で移動する一本煙突のクルーザー。その砲は殆ど真上を向いております。
ホーネット隊のアベンジャーを操るロバート・レーガン大尉です。戦闘中の混乱の中で、自身の機がベニントン隊の中にいることに気付いたのです。本隊に戻ることばかりに気をとられていたのでした。
「あのクルーザーだ!『真上に行くと危ない奴』だ。そして、俺は今、奴の真上にいる」
彼は、咄嗟に急降下爆撃を試 . . . 本文を読む
お久しぶりでございました。約二週間ぶりの「くだまき」でございます。時間の都合で申し訳ございませんが。今回の話は、二回に分けてのものとなります。ご容赦下さい。
皆様から暖かいお言葉を多数頂戴いたしました。個別のコメントとして、返事に替えさせていただいております。
この件。前々回からの続きからです。
「奇跡的な駆逐艦」のお話を語ります。
「おい例の奴をお見舞いしてやろうぜ!」
「あの、『真上に行く . . . 本文を読む
ひー様からのコメントの通りでございます。
急ぎました。
この「酔漢自身が語らなければならない大和の顛末」これは父からの宿題でもありました。
昨年、この件を語ろうとしました動機をお話いたしました。
自身の勉強不足を棚に上げるのを承知の上で「大和を語る」と致しました。
ブログで「くだまき」を語りながら、勉強していく。このスタンスで行くしかないとの判断でした。
途中、「丹治様」「おせっかい焼き様」「クロ . . . 本文を読む