↑営業最終日の玉造町駅から出発するKR-505

今日公開の映画「そのときは彼によろしく」。
鹿島鉄道最後の映画ロケということもあり、早速観てきました。
o 五十嵐佑司(塚本高史)が入院している病院:牛久にある病院
o 滝川花梨(長澤まさみ)と遠山智史(山田孝之)がお見舞いに訪れたふるさとの駅「水浦」:玉造町駅
o 「水浦」駅へ向かう列車↑の走行シーン:四箇村~常陸小川
とちょっぴり茨城度の高い映画です。
ストーリーは、東宝の映画予告編サイトで「泣けます度数

5」が示す通りで、特に最後は展開が先読みできるものの「ジーン」ときてしまいました。
東宝の映画予告編サイト:
http://toho-yokoku.jp/
長澤まさみさん「かわいい

」とか幼年期の花梨役の黒田凜ちゃんが浅田真央さんに似ているなぁとか、あのケーキ

はまだ食べないのかなとか思いながら観ていました

現在と過去(13年前)の切り替わりが多いので、もしかすると不満に思う人がいるかも知れません。
さて映画に出てくる玉造町駅は、「水浦(みずうら)」と桃浦によく似た駅名で、隣の駅は浜方向が「あざみ」、榎本方向が「しずくのさと」と共にいい駅名になっています。映画のパンフに写真が載っているのですが、関鉄風味に書かれていてとってもよく出来ています

車両は、13年前のシーンではキハ601、現在のシーンではKR-505が使用されていました。サボの行先は石岡方向が「笠倉」、鉾田方向は確か「水ノ月」だったと思います。
列車の音はよくある効果音ではなく撮影時のものが使われているようでしたので、違和感なく観ていることが出来ました。
ただ、夕方の笠倉行きの列車に乗って智史くんは帰るのですが、2月はあの方向に夕日が沈むのだったかなと思ったり...
パンフの「PRODUCTION DESIGN」にはロケ地情報として「駅 鹿島鉄道・玉造町駅」とあるのですが、今行っても、駅は取り壊してしまっているし、ホームは撤去してしまっているし、車両は玉造町になくて鉾田にある状態です。ロケ地巡りをする人には困った状態です。あと半年でも残っていればねぇ。
鹿島鉄道の最後を飾るにはとても良い映画だと思います