月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

学校訪問

2012年03月02日 19時45分23秒 | 仏々相念(住職日記)

こんにちは~・・・

 

少年補導の一環で私の母校である小学校に訪問してきました。

自由参加ですので、学校嫌いの私は家を出るまで悩みます。

丁度、法務と重ならない時間でしたので足取り重かったですが行って来ました。

 

4人の出席者で、「先ずは校長室へどうぞ。」

兄も私も私の子どもたちも通った校舎がまだあります。

3階建の一棟・・・

当時は木造校舎ばかりでこの鉄筋校舎は真新しく感じ、勉強は嫌いでしたがその校舎が好かったように思います。

「古くなったよな~・・・」って感慨深く見渡しながら校長室へ。

初めてお会いする先生でしたが、腕組みする姿勢を前に目を伏せてしまう私。

すいません・・・苦手なのです、先生。

「もう、ここはいいから、早く見回ろう・・・」そう、心でつぶやくのです。

 

昼休み30分と掃除15分の校舎を回らせていただきました。

ま~、驚くことに会う子、会う子が爽やかに挨拶をして下さいます。

「こんにちは~」「こんにちは~」って私のような者にでも頭を下げて下さいます。

「はい、こんにちは~」って、私も返事させていただきました。

 

坊守の父がよく御法話されるときにおっしゃっていました、

「あいさつは、心の窓といいます。元気にあいさつを交わせば温かくなれますよ!はい、こんにちは~」って。

私のような者でも初めて会う子どもたちにも親しみを感じることです。

坊守も朝のウォーキングの時に通学する子どもたちがよくあいさつしてくれると喜んでいました。

 

子どもたちの顔を見ると「ドキドキ観」が伝わります。

こんな大きな顔のおっさんに言うのですからドキドキするのでしょうね・・・

「おはようございます!」って言ってくれた子もいました。

分かるよ!ありがとう!間違っちゃうよね!俺なんか、未だに間違ってるから・・・

 

楽しそうに遊び、一生懸命に掃除する姿勢は爽やかさを感じたことです。

階段の踊り場の絵には、「卒業式まであと〇日!」って生徒さんが書かれたポスターが貼られていました。

あ~、そうか・・・小学生も卒業だよな~って見ながら上がりました。

 

こんな爽やかさを保ちながら、新たな扉開けれたらいいのにな~・・・

願生れ!