※話が長いのと,内容がいつものように無いので,興味のある人のみ読んでくだされ。
日曜日に大掃除をしたことは前にも述べたでござるが,
この日,同じく出張に持って行っていた本を発見したのでござる。
「虫の眼とアニ眼」(養老孟司・宮崎駿:新潮文庫)でござる。
生活のあり方や町作りなどについてのイラストが豊富で,
思わず買ってしまったモノでござる。
半分ぐらい読んでいたのでござるが,
その内容はほとんど忘れてしまったでござる。
読んでいないところを読む(こうして大掃除は遅々として進まない)。
養老殿の何とも厳しくときにのんびりしたコメントが好きでござる。
お二方とも,世間を自分の確かな目で捉えているところがいい。
最近,ガンガン物を云う人が増えたなって思うのでござるが,
人のことはしっかり捉えているようで,
実は自分自身,自身の足下を捉え切れていないようで,
何だか評判を基に自分を作っているように思えるのでござる。
そう云うあちきは何もうまく語れないのでござるが・・・。
前に『宮崎駿のすべて~「ポニョ」密着300日~』を観たのでござるが,
宮崎殿は実に仕事に厳しいお方のように思えた。
なかなかゴールにたどり着こうとされない。
我々が昔観ていた頃から比べると,お年をとられたようで,
1日にできる仕事の量は減ったそうでござるが,
いやあ,実に厳しく仕事に向かわれている。
「人を楽しませたい」と云うその思いが突き動かしているのでござろうが,
自分の仕事について反省してしまう。
老人のぼやきがたまに見えるのでござるが,
それでも力強さを感じる。
虫をとってきた人って,強いんだよなって何だかへんなことも考えてしまう。
宮崎殿に関わる本は,いくつか持っているでござる。
マンガも画集も持っているでござるが,
今ではどこに・・・。
上の写真はその一部。
「あれから4年・・・クラリス回想」(アニメージュ編集部編)は好きな本。
ほとんどが,映画のシーンなのでござるが,
当時,家庭にやっとビデオが出始めたころで,ビデオテープも高価だった。
「カリオストロの城」は自分の目に焼き付けるしかなかったのでござる。
それで,映画を振り返ることができるこの本は好きだったでござる。
(その後,全画面完全収録の本が双葉社から出るのでござるが,
これが1冊,420円で,全6巻・・・高かったなあ,必死の思いで買った。)
この本の中には,ルパンを中心に当時の世相が書かれている。
実はこの本は20年以上前のモノでござるが,
ブレていないのでござる。考えが。
ブレていないのは,永(永六輔殿ではござらぬよ。あのお方も偉大な方でござるが・・・)ちゃんと
宮崎殿だけ(ではないと思うが)。
クラリスについても実にクールに捉えてあって好き。
それから,「風の谷のナウシカ 絵コンテ」(アニメージュ文庫)も好きでござる。
手書きの文字と,動きのある絵。
最高に楽しめる本でござる。
話が長くなってしまったでござるが,
偉大なお方たちでござる。
あ,そうそう,ラピタのブックカバーも見つかってこれもラッキー!
このカバーは良いモノでござるよ。
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