本当は,今日は仕事に集中する日だったのでござるが・・・。
何故か,読書に費やして仕舞ったでござる。
以前,「これで世の中が分かる!ニュースの基礎知識」
と云う,池上彰殿の本を読んだのでござるが,
これがなかなか面白い。
結構,知っているようで知らないことがあるのだと思ったのでござる。
知っている振りはだめでござるね。
ちゃんと勉強しなきゃ。
そう思って購入したのが,
「そうだったのか!日本現代史」(集英社文庫・池上彰)でござる。
同時に,「そうだったのか!現代史」
「そうだったのか!現代史パート2」も購入して,
平行して読んでいるのでござるが,
これが実に面白い。
昭和と云う時代を思うとき,
懐かしくてできることなら戻りたいと云う
感覚になることがある。
しかし一方で,暗くて辛い世の中でもあったように,
自分の子供時代を振り返る。
炭坑の街に育ったあちきには,
何となく,今住んでいる街が,徐々に無くなっていくような,
大人達が何となく暗く重たいものを
背負っているように思えた事がある。
まだ,物心ついたかどうか・・・
と云う時ではなかったかと思うのでござるが,
子供の嗅覚は大人が想像する以上に敏感に時代を捉える。
もちろん,楽しさも享受した。
そんな時代の流れをこの本は分かりやすく教えてくれる。
教科書では教えてくれない部分,
知れば知るほど興味が膨らむ部分,
知ったことを次の今の世にどう生かしていこうかという
思い。
色々くれた本でござるよ。
う~ん,仕事は?