本当は,高島の方へ,船で行きたかったのでござるが,
いろいろあって高浜海水浴場に向かうことに。
船着き場までは行ったのでござるがね。
夏は海。しかし,
昨日も,水の事故があっていたので,要注意でござる。
綺麗な空と,綺麗な水。泳ぐ人も少なく,ベリーグッチョ!
ボードやら浮き輪やら使って泳ぐ我が隊員。
実に楽しそう。
えっ?あちき。
あちきみたいなフトリッパーが入ったら,海の水があふれるでござるよ。
隊員が楽しそうに遊ぶ様子を見るだけで満足でござるよ。
しか~し!
人が少ないのには訳があった。
なんと,もうイラが発生しているのでござる。
「イラ」って,九州地方だけかな?
「イラ」という魚がいるのでござるが,これとはまったく別物。
クラゲ,「アンドンクラゲ」のことでござる。
ネットが張ってあるところでは,心配がないのでござるが,
ココのように,ネットがないところでは,よく発生するのでござる。
2~3センチくらいの頭(傘か)で,足がビヨ~ンと伸びる。
小さいのと,透明なのとで,泳いでいると分からない。
刺胞から出る針は,小さいのでみみず腫れ程度で済むのでござるが,
刺されると,結構痛い!
これは,おなかを刺された次男。
かなりお腹が出ている・・・いや,
かなり痛そうでござった。
お盆を過ぎるとイラが出るってよく云うのでござるが,
時期は早まることもあるのでござる。
藻や流木近くに行かないようにするのが一番でござるが,
増えると,その範囲ではない。
刺されたら,食酢をかけると,イヤ~ンって,縮んでいいのだそうだが,
これは,他のクラゲだと逆効果。
隊員は,痛さのあまり冷たいお茶をかけた。
真水は逆効果で,余計に刺胞を刺激する。ゴメンゴメン。
海の家も,消毒液を用意したり,
藻を取ったり,クラゲ自体を獲ったりと,大変のようでござった。
イラ殿も,もう少し待ってくれたらな・・・。
時間が経てば,痛みはひくので(跡は数日残る場合もある),
その後もまた泳いでいたのでござる。
岸の方では,イラの心配もなく,
ケラケラと遊ぶ軍団員。
長男は,泳ぐの嫌いなので,
早々に着替えて,造形活動に勤しむ。
それぞれの夏でござる。
あ,そうそう。
とってもカワイイ,中学生かな,高校生かな,
女の子が,一生懸命板でクラゲをすくって,
それを,岸壁に並べていたのでござるが,
あれは,趣味でござろうか。
そのかわいらしさと,やることの不思議さのギャップがよかった。
帰りに,お店でかき氷を食べた。
軍艦島を見ながらのかき氷は格別でござる。