あちきの小さい頃は,メインの道路は舗装されていても,
ちょいと脇道に入ると,砂利道か舗装されていてもとんでもなく狭く,
でこぼこした道だったように記憶している。
当然走る車も,何となく野暮ったくて,そうでござるね。
みんな商用車のようなかんじでござった。
車好きのあちきは,よく畳の部屋で(どの部屋も畳だったかな),
ミニカー遊びをしていたでござる。
畳のへりがメインの道路で,い草の部分が広い広場と,脇道。
低速でコーナリングすると,ゴロゴロ,ゴロゴロっていうあの音を
再現するのが好きだったでござる。
母の勤務先に,車好きのおじちゃんが(たぶんお兄ちゃんだったのござろうが)いて,
彼が乗っていたのが「フェアレディZ」
後ろの座席にも乗せてもらったので,
1974年くらいの2by2でござろうか,
新車で,とてもすばらしいものでござった。これは本当に日本車?
ってな感じでござる。
たまに,Zに乗せてもらい,彼はおもちゃ売り場の店長だったかな?
Zのミニカーをくれた。
それ以来,Zは特別なクルマになったでござる。
今回の特集は「媚薬のフェアレディZ」でござる。
まさに「媚薬」でござるよ。
様々なZが登場するこの雑誌,とても興味深い。
それから,松尾良彦殿の協力のものと,
書かれた記事も興味深いのでござる。
ページをめくっていくと,「乗ってみたいな・・・欲しいな・・・」っと思ってしまう。
いかん,いかん,自分を取り戻すでござるよ!
でも「欲しいなあ」。
あちきは,メカニズムに関する難しい話はいまいちよく分からないど素人。
開発に関わるちょいとマニアックなお話にはついて行けないでござるが,
となりの漫画
「コミック版 プロジェクトX 運命のZ計画」(横山アキラ:宙出版)は,
わかりやすい。
当時の片山豊氏や松尾良彦氏の苦労と努力が伺える。
それよりも何よりも,彼らがいかにクルマ好きかということが分かる。
クルマ好きが集まり,知恵を集め,力を集めて作ったクルマ,
最後の最後まで安易な妥協を許さなかったこのクルマ,
人を惹き付けるはずでござる。
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