Tsuki軍団の野望

模型・廃墟・本・毎日のちょっとしたくだらない出来事を紹介するでござる。

最終戦争論

2007-10-13 21:38:21 | 本・漫画・雑誌
 漫画「ジパング」に出てくる,イージス艦「みらい」を作る上で,どこの場面を作るかという部分はとても重要なものでござる。「182」と描かれた自衛隊カラーにして,「海鳥」を配置させるのか,それとも小破しているところを作るのか,はたして,他の連合艦隊同様のカラーにして「海鳥」は配置しないのか・・・。他の艦船と絡ませる(例えば「阿賀野」や伊潜水艦など)か・・・・。本当に悩むところでござる。

 さて,悩むと云えば,石原莞爾についてでござろう。まずはその名前,「いしはら」なのか「いしわら」なのかどちらの記述もある。ちなみにあちきの名字は,あちき以外の親戚筋は「濁る」のに,あちきの家だけは「濁らない」。どうでもいいか。
 漫画の中の石原莞爾は,予備役から戻り活躍の場を広げるのでござるが,どのような意思,どのような青写真をもって行動しているのかが分からない(それが,面白いところでござるが)。

 勿論,史実も破天荒。まさに陸軍の異端児でござる。「最終戦争論」(石原莞爾 著)を読んでみても,様々な資料を読んでもその実像を十分に捉えることが難しいでござる(あちきは読めば読むほど分からなくなる)。

 海軍将校は世界に通じていて,その見識は広く・・・などとよく云うでござるが,それは海軍とか陸軍とかいうものではなく,個人の見識のレベルの違いのようでござる。陸軍に所属する彼は,かなり世界の戦争について詳しい。もちろん,小さい頃からの秀才で軍の教育をしっかり頭に叩き込んでいるということでござろうが,でも,現代の知識人と違いを感じさせないでござる。加えて,ただの知識偏重者ではなく,実戦家でござる。

 それから,戦後の世界の動きについても,その多くが的を外していないでござる。戦後4年が過ぎたころに亡くなるのでござるが,もっと長生きしていたら,その後の世の中をどうよんだでござろうか・・・。

 また,話は前後するが,彼は広東軍参謀で,満州事変の主導者でござる。かと思えば,戦後は全面的武力放棄を訴える・・・・彼は彼なりに何か太いしっかりとした理論があっての事でござろうが,凡人のあちきにはどう考えても理解しがたい。
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窓を開けてみる

2007-10-13 11:24:26 | 日記
 ようやく涼しくなってきたでござるね。ネバネバとした気分の悪さを解消するために,シャワーを浴びて,我が軍団司令部の窓を開けたところでござる。久しぶりにクーラーを切る。

 久しぶりに木製のブラインドが開けられ,部屋の中に綺麗な空気が入ってきたでござる。埃っぽい臭いと煙草の臭いがみるみる外に流れていくでござる。

 すると,ご近所から,子供を激しく叱る声が聞こえるでござる。長崎弁で,まくし立てるその声は初めて聞く人にとってはおっかないかな。あそこの家の子は女の子だったな。結構厳しい叱り方でござる。

 しかし,窓を閉める気にはならない。この街は,山を切り開いて作られた新しい街。中心街に近く,大きな橋も名物になってきている。おしゃれな家が並び,概観をすっきりさせるため,表通りには電柱も電線もない。
 プチ・ブルジョア的な雰囲気が無くもない。中には,洗濯物や布団も干さない家もある。

 窓から見える空と,母が子供を叱る声が何となく懐かしいでござる。犬の鳴き声も,掃除機の音も,海の音もいい。生きてる街という気がするでござるね。
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回復傾向

2007-10-13 08:01:47 | 日記
 体調が万全なら,本日は「海坊主1号」で出航予定でござったが,あいにくの体調,出航は見送ったでござる。加えて,「海坊主1号」の艦長も,都合が悪くなったそうで,明日に延期という打診が入ったでござる。

 明日は「晴れ」,あちきの体調も回復してきているでござる。午前中は休養して,午後にはたまった仕事を片付けるでござるよ。
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