花咲爺さんの独り言

昔は花を咲かせた事もあったのか? 自慢話ばかりするお爺さんです。歳に似合わず山登りや庭園鉄道、カメラいじりが大好きです。

本命の「HEMMI No.2664S」を手に入れました。 

2013年09月10日 22時37分24秒 | 日記・つぶやき
ヘンミの計算尺にはその用途によって沢山の種類がありますが、私としては昔使っていた「HEMMI No.2664S」が一番愛着があります。 そこで同じ手に入れるのならこの機種と決めて狙いましたが、今までに2度共競り負けてしまいました。
そんな中、先日紹介しました「携帯用計算尺」に出会い、捨て難い魅力を感じて先ずは手に入れることにしました。(既報) そしたらその直後にこの機種がまた出品され、今回は時間ぎりぎりまで粘り抜いて、とうとう落札する事ができました。



上段が今日ゆうパックで届いた「HEMMI No.2664S」です。下段は数日前に届いた携帯用計算尺「HEMMI No.2634」です。長さに親子ほどの違いが有ります。



今回手に入れた計算尺「HEMMI No.2664S」について、詳細を記したデーターをネットで見付けましたので紹介しておきましょう。 計算尺としては最も標準的な機種だったようです。



今回の商品は当然のことながら中古品ですが、思ったより傷や汚れ・色褪せも少なく、とても程度の良い物でした。ただ唯一、カーソル線の赤色が落ちていて見辛くなっていました。( ガラスの裏面にカーソル線は彫り込んである為、カーソル線自身は消える事はありません。)



早速三角関数 tan(30) の値を求めてみました。 先ず最初にカーソルをD尺の基線に合わせます。次にTI1尺を左に滑らせD尺の基線(カーソル)に30を合わせます。次にカーソルを右に移動してTI1尺の右の基線に合わせD尺の値を読み取ります。答えは0.577でした。残念ながら計算尺ではここまで読み取るのがやっとです。
( 今回は久々の事なので、答えが合っているかどうか、三角関数表を使ってチェックしました。)

今日はここまででしたが、お陰で sinθ=b/c、cosθ=a/c、tanθ=b/a については完全に復習が出来ました。ボケ防止には良いようです。