花咲爺さんの独り言

昔は花を咲かせた事もあったのか? 自慢話ばかりするお爺さんです。歳に似合わず山登りや庭園鉄道、カメラいじりが大好きです。

私にとってGゲージとは何なのだろう?

2011年02月23日 21時46分14秒 | 庭園鉄道・Gゲージ
『私にとってGゲージとは何なのだろう?』と、最近改めて考えてみました。



1つ目は単純に「遊び相手」「遊び道具」であると思います。変哲も無いエンドレスでも、走らせるだけで楽しいのです。時として1時間も2時間も飽きずに眺めています。いや、ただ単に眺めているのではなく、その心はドイツのハルツ地方を彷徨っているのかも知れません。

2つ目は「工作の楽しみ」を適度に満たしてくれる事です。自分の気にいる様に本体その物を改造することもそうですが、周辺のストラクチャーを自作する喜びも提供してくれます。

3つ目は「写真の被写体」です。カメラいじりの好きな私にとっては、格好の被写体です。同じ車両でも上から撮ったり、下から撮ったり、前から撮ったり、後ろから撮ったり、それだけで1日を費やす事もあります。

4つ目は正に「庭園鉄道」であるという事です。庭の風景によくマッチしていますし、これが走っている周辺だけでも、雑草を生やさない様に気を付けます。よって庭が部分的にせよ綺麗(?)に保たれます。

5つ目は「仲間づくり」の手段だと思います。これを通じて多くのブログ仲間が出来、そして情報交換が出来るのは幸せなことです。

話は少し逸れますが、一昨日、昔の仕事仲間でかつ親友だった方の、奥さんの訪問を受けました。聞くところによると、そのご主人は最近 記憶と気力がだんだん無くなって来たとの事でした。一時は帆船の模型作りに熱中され、小型旋盤を購入したり、ヨーロッパまで取材旅行される熱の入れようだったのに、今は気力が全く無くなったのだそうです。
その話を聞いて、私は3冊のフォトブックをお持ち帰り頂きました。『もしこの庭園鉄道の写真に興味を持たれる様だったら、是非ご主人お連れ下さい』と
そしたら今日、その奥さんから電話があり『主人が大変興味を示しました。もう少し暖かくなったら連れて行きますのでその節は宜しく』との事でした。

もしこれがきっかけで、幾分でも記憶や気力が回復するような事があれば、とても嬉しい事です。
その時は、庭園鉄道の6つ目の効能として、私は取り上げる事でしょう。