負けない MCTDとの気ままな日々

MCTD、シェーグレン症候群である大学生の気ままな毎日をリポートします。

大学院進学を悩む君たちへ

2023-04-13 09:55:47 | 研究室ぐらし(修士)

どうも、今日も授業です。

この時期になると「なんか就職うまくいかないし、やっぱ大学院行こうかな」「大学院行くかどうか悩んでる」という方が大量発生して頻繁にご相談をいただきます。そんな君たちはぜひ読んでくれな。

・ネガティブな理由での進学は「まっったく」おすすめしない
よく聞く大学院進学の理由として多いのが、「就職失敗したから」「就職活動が怖いから」です。いやでもね、待ってくれ。正直言って大学院、入るのは大学入試に比べたら確かに簡単かもしれんけど(大学にもよるが)入ってからが大変なんよ……。論文作成、学会発表、中間発表などなど、いずれも膨大な準備が必要です。間違いなくネガティブな理由で進学した人は、「こんなはずではなかった」と思うでしょう。(なおそこそこ覚悟していた人間も「おっとぉ」と思った)

・興味が少しでもあるなら修士は入っていい
そしてよくあるのが、「ちょっと興味あるけど」というパターン。この後に続くのが「私って向いてますかね?」です。まあ個人的には修士までは適性をあまり選ばないので、ちょっと興味あれば経験として入ってもいいと思います。学部と違って奨学金への採択率も高いですしね。お金であきらめるのはもったいないです。ただし後述しますが、博士進学はわけが違うので別で考えてください。

・博士はかなりの覚悟と気合をもって挑むべきである
修士に行きますとその先には博士があります。修士の院生から「博士は行くべきですか」などと訊かれることがありますが、分野と興味次第ではあります。ただし、博士に行く大学院生はおおむね、行き先が決まっている(出身大学が引き取ってくれる可能性が高い)か学術的興味関心が極めて高く、学術的なポストで生きていける可能性が高いかです。私の肌感覚として、修士二年にあがるタイミングで学会発表を一回もしていない人は確実に行っても脱落するでしょう。発表に激しいアレルギー反応があるようでもだめです。逆に言うと発表を心配せずにできる場合は修士と同じ感覚で決断してもいいと思います。

いずれにしても、自分の心によく問いかけて決断してくださいね。それが大事です。

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