最近、実験の手詰まり感をヒトで解消したいまなまなです。おはようございます。
バイオ系の実験をやっていると、いずれこういった実験が手詰まりな時期、苦手な手技にぶち当たる日が来ます。そんな時、財政状況がいいラボではラボテクさんという妖精がたくさんいます。彼らはいわば実験手技のエキスパートとも言える存在であり、実験が手詰まりになった大学院生たちは彼らの美しい手捌きに「手伝ってくれんか」と思います。口にする院生もいます。
で、ラボテクさんを大学院生の実験に使うのはOKなのでしょうか。
実際はローカルルールで禁止のところや、ラボテクさんが個人の莫大な研究費(科研費などです)で雇われている場合は当然雇っている方の実験に従事することになりますのでダメですし、まあ色々難しい条件はあるのですが、「大事なところはやるがお手伝いをお願いする」のであればOKなところが多いようです。私調べですが。
実際私もサンプルの回収だけならお願いしたことはあります。ただそれ以上のことは仲良くしてもらってても「た、頼んでいいのか?」となり、なかなかたのめていません。かなり面の皮は厚い方でもそんな感じです。
逆に院生が自分の研究費でラボテクさんを雇うことはできるのでしょうか?
これは、できます!
まぁ人1人生活させるから無茶苦茶高いけどね!(一時的なら300000くらいとか、恒常的だと300万〜くらいとのこと)あと手続きがちょっとめんどくさいけどね!
でも手続き上の問題やいろんな問題がクリアできてしまえば、そのラボテクさんは自分のために働いてくださいます。なので確実にラボテクさんの力を借りたい方はまず自力で研究費の取得を頑張りましょう(そちらの方が難易度的には高い)さらに、研究費の中でも人件費への充当が認められているものを狙います。ただ幸運にも難易度の高いそれらの条件をクリアした場合、一気に実験に悩まされなくて済む様になるようです。
実際問題としてゲルの作成などかなり面倒な作業は溢れるほどあるので、ラボテクさん抜きで全ての実験手技をやろうとすると雑務で一日費やす時がありますね。私も早くラボテクさん雇いたいですね(切実)
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