国家試験終わりました

とうとう、やっと、このブログでもご報告する日がやってきました。

やっと、4年間の大学生活+1年間の浪人生活を経て、臨床工学技士国家試験を受験してきました！長かった。本当に長かったよ。

早速レポしていきましょう。まず私の場合、会場までギリギリ1時間半かかったのと、バスと電車を乗り継がなければならなかったので、前のりし、ホテルに泊まりました。前乗り当日のスケジュールはホテルのチェックインが3時からだったので、それに合わせて自宅を出発し、会場までのルートをチェックする、という公算です。なお私の場合、やはり同じく国試が一年延びた友達と個人手配していたので、大学のアシストはありませんでした。

とにかく無事に全てを終えたら最終チェックです。この段階まで最後の悪あがきをしなければなりません。そのくらい範囲も多く、覚えることの多い国試です。前夜の夜ご飯はたこ焼き。タコ（オクトパス）と試験にパスする、をかけて食しました。

当日は晴天、いよいよ今日かぁっ！と力がみなぎります。そして朝シャワーを浴びて頭をスッキリさせてから会場に向かいます。勉強中の糖分を抜いたり、昼寝を避けたり、今日のために全てを賭けてきたのです。ぜひ出し切らないといけません。

会場には専門学校の先生や大学の先生が応援に駆けつけていました。そして落ちた時の予備校のチラシを配ってくる不謹慎な輩もいました。8時入室開始ですが、7時半には到着。本当に最後の確認をします。ド忘れした時に備えて、あがく糸口もつまみ出しておきます。

さて、8時になると会場への入室がスタートします。全受験生の人数としては軽く2,000人ほどと言ったところか、無茶苦茶人が多いんです。当然入るまでに検温や消毒もあり、極めて時間がかかりました。15分ほどかかって、本日のポジション、通称「既卒部屋」に入室。ここは名前の通り、私みたいに一年制の専攻科などに通わずに自力で浪人している人たちが多いようです。受験勉強で疲れて老け込んでるのか、既卒という立場に疲れてきて老け込んできたのか判別がつきませんが、全体に年齢層も高めのような気がしました。

病院に就職する学生などにとっては、不合格なら内定辞退、とにかく人生がかかっている試験です。既卒の場合、企業に就職しながら試験を受けているケースもあり、もうこれで終わりにしたいという気持ちもあります。あたりは異様な緊張感がみなぎっていました。（既卒部屋の場合、仕事の都合なのかメンタルの問題なのかわかりませんが、空席がポツポツとありました。既卒の場合、まずは試験会場に来られるメンタルを維持することが大切です）

そして、携帯を封筒にしまい込まされていよいよ、試験がスタートです。午前は得点源と思われた医学系に苦戦を強いられるも、後半のオーソドックスな問題によって救われ、「午後もこの調子だ」と思いました。午後は逆に工学系に苦戦を強いられるも、医学系で生きることが出来ました。とにかくいずれにしても「大きなミスはしなかったようだ」と思える試験でした。私の場合、来年は修論があり、再来年からは別の大学院に行く予定のため、泣いても笑っても今年を最初で最後の試験にすると決めていました。本当に長かったけれど、悔いの残らない試験ができました。結果にはついてきてほしいですが、それだけでも十分よかったです。

自己採点で115点以上取れていれば、合格はほぼ確実らしいです。自己採点が終わるまでは気を抜けませんが、待ちたいと思います。

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