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私たちは地球すら知らない

2011-08-28 01:06:41 | 高森光季>その他

 しばしば話題にしている「In Deep」さんの記事です。
 「[地球の内なる太陽] Vol.2 - 地球からのニュートリノと地球内部からの膨大な熱の源は何か
 一部を引用します。

 《地球の内部からは常に約44兆ワットものも莫大な熱が宇宙に向けて放射されている。この熱はいったいどこから来るものなのだろうか?
 この驚異的な数値を明らかにしたのは日本の地質学者たちだが、しかし、彼らはどうやってこんな途方もない数値を調べだしたのか。彼らは、実に、世界中で20,000以上の穴をボーリングにより掘り、それらを徹底的に調べることで、この温度測定にたどり着いたのだ。
 英国の科学誌「ネイチャー・ジオサイエンス」上で報告された記事によると、この熱の多くは、地球の外殻とマントルの中でのウランやトリウム、カリウムなどの放射性崩壊によるものだという。
 (中略)
 現在、確実に言えることは、地球から放出されている 44兆ワットという膨大な熱の「約半分」が放射性崩壊によるものだということだ。これはほぼ確実だ。
 しかし……。
 あとの半分の熱は?
 何か他の源があるわけだが、原子の地球の形成から存在しているかもしれないこの「熱の源」を探し出す科学者たちの奮闘が続いている。》

 私たちは自分の足の下にあるこの硬い巨大な塊を地球だと考えているようですが、どうもそんな単純なものではないらしいです。もちろん上記はあくまで物質的なレベルでの話で、そのレベルでも、実は地球というものはよくわかっていない。さらに地球は単に物質的なレベルで存在しているのではないわけです。
 マイヤーズ通信から引きます。

 《あなたがたの言うこの地球は鏡に映る映像のようなものである。それは、鏡面に投写される映像を通してのみの真実性しかない。それゆえ、地球とは何かと言えば、それは個人の持つ知覚や心に描く像の性質をどのように認識するかにかかっている。土で捏ねられた人間は、あるやり方で真実のもとのは異なる奇妙な幻想、つまりは迅速に回転する球体を見るだけなのである。》(『不滅への道』第1章)

 もし私たちが霊の目をもってこの地球を眺め直したら、おそらくとんでもないものが見えるに違いありません。
 向こうへ行って少し修練を積んだら、それが見えるようになるかなあ。だとしたら楽しいですね。


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