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【雑報2点】異才の詩人・写真家/無限の夢

2012-09-03 13:02:39 | 高森光季>その他

 ちょっとネット上から紹介2点。

      *      *      *

 前にもちらっと書いたことがありますが、私が毎日見ている写真ブログがあります。

 ( ゜毒゜)< しんどい。

 今日は特別美しい作品だったので紹介させてもらいます。



( ゜毒゜)< しんどい。より


 この方、365日毎日、写真と短文(詩)をアップされています。
 一日も欠かさず。すごいですね。
 プロではないようです。

 ほんとに何気ない風景の中に、心揺さぶる美を見いだす、
 とんでもない天才だと思います。
 添えられている短文(詩)も、味があります。

 失礼ながら、極度な内向タイプで、世の中に適応できない人なのでしょう。
 でも、だからこそ見いだせる美がある。
 まあ、こういうのはなかなか一般受けはしないかもしれませんが。

 この世に生きる人はほんとに様々で、皆、違う。
 だから一般論なんて成り立たないし、一般受けするものはだいたい底が浅い。
 内向タイプの芸術や思想は、内向タイプにしか本当はわからないのかも。

 まあそういうことはどうでもいいことで、
 毎日毎日小さな旅をさせてもらっている感じで、
 とても感謝してます。

      *      *      *

 これもたびたび言及していますが、「In Deep」さん。
 この人も独特な天才だと思います。
 宇宙論のニュースなども多く紹介してくれるのですが、
 その「反ビッグバン」論は、実に共感します。
 ちょっと文章を抜粋紹介。

 発見された「130億年前のブラックホール」が放つ矛盾:In Deep

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ビッグバン理論というのは細かいことを別にすれば「この世は限りがある」という理論。
つまり、「この世は無限ではない」というお話ではあります。

宇宙は有限である、と。

「はじまりと終わりがある」となっていて、そして、人の一生も有限、つまり「人は一度死ねばそれで終わり(繰り返したりはしない)」という「現行の価値観」に結びつきます。

「この世には無限のものなどないんだよ」と大人に教わりながら子どもたちは成長していき、子どもは早いうちからこの世の永遠の希望に見切りをつけて、永遠の失望の中に生きていく。

さらに、「持つ夢も有限じゃないといけません」という意味のことを常に言われます。

有限の夢とは、目的がハッキリしている夢という意味です。
曖昧ではなく、お金とか、地位とか、職業とか、そういうものです。

逆に「目的がハッキリしていない夢」というのは、今の世の中では嫌われがちです。

あるいは「無限の夢」というのもこの世にとっては邪魔なもの。

「無限の夢とは何か」というのは難しいですが、たとえば、「生きていること(あるいは存在していること)そのものに意味を見いだす」ことなどは無限の夢の根幹とはいえます。

無限の夢を持つ者は生きる価値なしという世の中。
少なくとも、私の生きてきた四十数年はそういう世の中でした。
そして、それはまだ続きそうです。

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 本当に、「有限」「限定」が人間を縛り、閉塞感を作っているように思います。
 宗教的思想でも、永遠を否定するもの、そして永遠を「言い切る」ものは、「限定」派ではないでしょうか。
 スピリチュアリズムや霊学でも、永遠を限定するものであってはならない。


 永遠はなく出来事はただ消えていくとするのか

 永遠はあり出来事はそこへ昇っていくとするのか


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