ニーチェの言葉に、「なんとしても退屈を避けようとするのは愚か者のすることだ」「退屈することを学ぶことで、人間は最も自己に沈潜する15分を手に入れる」といった主旨の言葉があります(正確な表現や出処はちょっと今わかりませんスマソ)。
人間は気晴らし、暇つぶしを求めるものです。なかなかぼうっとしていることができない。何にもない時間があると、テレビを見たり、その他碌でもないことをしたりして、「退屈」 . . . 本文を読む
自律訓練法による「ライト・トランス」のことを書いたので、ついでに、瞑想の前段準備の方法としての「呼吸法」のことも書いておきます。
まあこれもいろいろとあるでしょうから、一つの例として参考にしていただければと思います(これは私がやっていた「古神道流・鎮魂瞑想」のものです)。
呼吸法は、①リラックス状態を導く、②気のエネルギーで心身状態を高める、③瞑想に備えて酸素を取り込んでおく、といった効用 . . . 本文を読む
(瞑想に熟達した方には、以下は釈迦に説法です。スルーしてくださいw)
スピリチュアリズムの霊信では、「一人になり、俗世の思いを捨て、心を静めることで、魂との触れあいを持ちなさい」と勧められています。
静思瞑想ですね。
でも、漫然とすわって、心を静めようとしても、なかなかうまく行かない。体がむずむずしたり、あれやこれやの雑念が沸いてくる。結局、30分すわっても何もならなかった、というような . . . 本文を読む
どうもこの地球上に生まれている人間には、すでに何回(何十回?)も生まれ変わりをしている魂もいれば、まだ若い魂もいるらしい。
老若というのは、なかなか論じにくい問題です。自分を棚に上げて「若い魂は」などと言うと、傲慢に取られます。別に老若は価値ではないのですけど(古いということはそれだけ何回も落第しているとも取れますねw)、ちょっとそういう誤解を生じかねない。
まあ、それでもあえて、いろいろ . . . 本文を読む
人間は皆同じ……ではない。
このことは知っておくべきことであるし、精神衛生の面でも役立つ知識だと思います。
人間は誰もが人間として平等であるし、誰もが人権や尊厳を持っている。これは当然の前提でしょう(と言ってもこうした善い考え方が行き渡ったのはごく最近だし、まだ行き渡っていない地域もあります)。
しかし、人間の中身は、実に千差万別。Aさんにとって好ましいことはBさんには嫌なことかもしれな . . . 本文を読む
自分の「一番いい状態を覚えておく」というのを書きましたが、それと関連してお薦めしたいのが、「自分の愛する場所を見いだす」ということです。
大好きな場所、大好きな風景。そこに行ってぼうっとしていると、じわあっと心に喜びがあふれてくるような場所。
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近年、「パワースポット詣で」が流行っているそうです。各地にある、神秘的な力(磁場? 風水の気? 精霊の . . . 本文を読む
心というのは、いつも揺れ動いているものです。外からの刺激に反応し、それによって連想されるものに捕らえられ。元気がなくなれば落ち込み、いいことがあれば弾む。
私たちはそういう心にいつも付き合っている?わけですけど、この「心の騒乱状態」に巻き込まれずこの世をしっかりと生きるために、ひとつ役立つことがあります。
それは、「自分の心が一番よかった状態を覚えておくこと」です。
わくわくして楽しかった . . . 本文を読む
人間は三つのものでできています。
肉体、心、魂(霊)です。(魂と霊の違いはちょっと置いておきます。)
これは別に特定の宗教の考え方ではありません。古くからある考え方です(少なくともグノーシスにはありました)。
だいぶ前、世界保健機構(WHO)が、健康の定義で、この三つの分類を採用しようとして(肉体的に健康、心理的に健康、霊的に健康)、話題になったことがあります。それでご存じの人もいらっし . . . 本文を読む
霊的に真実であり、知っておくと精神衛生上も非常に役立つことが一つあります。
それは「それぞれの魂は自らの行為に死後にわたって責任を負う」ということです。
もっとぶっちゃけて言うと、「善い行為をした人は魂が成長してより高い境域へ進めるけれども、悪い行為をした人は、その罪を自ら償わなければならない」ということです。
さらにぶっちゃけて言えば、「悪人は後々大変だよ」ということになります。
と . . . 本文を読む
もっぱらスピリチュアリズムや死後存続研究の紹介や解説という主旨で書いてきましたけれど、少しそういう枠からはみ出て、気ままに思いつくことを書いてみようと思います。何かちょっと役に立つかもしれないことも入れられればと考えています。
スピリチュアリズムの主旨からはずれることもあるかもしれません。また、あくまで私の個人的な考えなので間違っていることも書くかもしれません。正しいとか主張するつもりもあり . . . 本文を読む