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【2ちゃんねるのスピリチュアリズム】その56 看護婦さん3題

2012-03-12 00:12:12 | 高森選>2ちゃんねるのスピリチュアリズム

 看護師さんたちが本当に話し出したらびっくりするほどの話が出てくるのでしょう。

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718 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/04/14 23:06
  病院勤めしていた私。結婚退職しちゃったんですが
  色々とありました。
  仲の良い患者さんが亡くなってしまう事なんてしょっちゅう。
  でも病院では泣くに泣けなくて大変でした。

  でも、どうしても悲しくて泣いてしまった事があります。
  その日退院予定のおじいさん。家族のお見舞いなんて皆無に等しく
  退院しても施設に入れられる事になっていました。
  朝から何か調子が良くなくて、退院を延ばす様に話をしていました。
  でも家族が断固反対。無理矢理引き止める事が出来る程でもなかった
  ので、そのまま退院する事になった。

  朝、食事を運ぶと何か元気で一生懸命話かけてきた。
  忙しかったが、うんうん、と話を聞くと、嬉しそうに笑って泣いていた。
  どうして泣くんだろう、退院するのが分かってるのかな?
  と思った。痴呆も進んでいたので、分かるはずがないのだけど。

  が、急におじいさんがおかしくなった。
  気付いた時、私は深夜明けで帰宅する直前、昼間勤務の人が
  居なくなったその時、様態が急変した。
  そのまま亡くなってしまった。

  当然家族は医療ミスだ何だと言いまくってきた。
  お見舞いも来ない家族に限って騒ぐ人が多いのだが、まさしく
  典型だった。
  でも、その騒ぎはすぐに終結。理由はこのおじいさんの奥さん。
  おばあさんの登場で。
  このおばあさんも高齢の為、一人では外出も難しく、お見舞いに
  来たくても子供の手を借りなければ来れない人だった。

  おばあさんが子供たちを叱りつけてくれたそうだ。
  看護婦さん達の事、お医者さんたちの事、何も見ないでと。

  おじいさんがなくなったベットはすぐに洗浄に出された。
  空いたはずのベットなのに、そこにはそのおじいさんが居た。
  寝ぼけ気味だったかもしれないが、当たり前の様にそこにいた。
  その時疑いもしなかったのだが、懐中電灯の明かりの中で
  笑っていた。私も笑ってまた朝来ますね、おやすみなさい。
  何かあったら遠慮しないで呼んでくださいね。
  と、枕もとにナースコールを置いた。あれ?と思ったのは
  朝だった。

  不思議な事にこのおじいさん、時々外来でも見かける。
  あれ?と思って振り返ると当然居ない。
  でもいつも近くに居る様な気がしてならない。でもいつも
  微笑んでこちらを見ている。怖くないのも不思議。
  長い入院生活で一番仲良しだと言われていた私に時々会いに
  きているのかも、と思った。

  病院にはこんな話、結構あります。皆言わないけど。

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786 名前: 786 02/05/21 23:42
  以前、看護婦をされている方の書き込みを見かけたので、
  同じく看護婦をしている母の話を….

  母は20代前半の頃、看護婦をしていたのですが
  結婚を機に父と一緒に自営業をしていました。両親が離婚してからは
  自営業をしており、この不景気で店を畳まねばならなくなったため
  母は、特別養護老人ホームに併設されている病院で 看護婦に復職したんです。

  ある時、母は私に電話をかけてきて
  「家で寝ていたら、突然目が覚めたのよね。
  そしたら、おばあさんがテーブルの上に正座してこっちを見てるの。
  でも、それが誰なのか分からなくて気になってるのよ。
  不思議と怖くないんだけど、多分もうこの世にいない人だと思うの。」
  そんなコトを言いました。

  母は昔からよく虫の知らせを感じるコトがあるのを聞いていたので
  そのおばあさんは、祖母なのではないかと思ったのですが
  明らかに別人だと言うのです。それからまたしばらくして 母から電話がありました。
  「ようやく、おばあさんが誰だか思い出した。患者さんだったよ」
  母が、遺体を処置した患者さんだと言うのです。 <続>

787 名前: 786 02/05/21 23:43
  <続>
  人の死に直面する機会の多い看護婦という職業なので
  ほとんどの場合、よほど気にかけていた患者さんが亡くなられた場合でも
  涙を流すコトはめったにありません。しかし、母は復職したての看護婦。
  久々に、看護婦として働き、死んでしまったお婆さんの遺体を処置している時に
  思わず泣いてしまったのだそうです。というのも、そのお婆さんは
  家族のお見舞いも無く、看取ってくれる人もロクにいない状態で
  息を引き取ったため、とても気の毒に思えてしまったのだそうです。

  寝ていた母の元に現れたおばあさんは、
  母を、ただじーっと見ていただけだったそうなのですが
  何の血縁もなくても、自分のために泣いた看護婦のところに出てくるコトも
  あるんだね…と母は、不思議そうに言っていました。
  そんな母は、祖母が亡くなった後も、なんの虫の知らせもない…と苦笑しています。

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75 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/05 21:23 ID:cSOZPY28
  いとこのねえちゃんが看護婦になったと聞いた時、本当にびっくりした。
  ねえちゃんは中学の頃、○市で顔の効く元レデ○ース幹部だった。
  中学時代散々ぐれて無茶な走り方をし、警察から逃げていた時に派手に事故った時、
  優しくしてくれた看護婦さんに憧れて、
  どうにか入れた最下位高校で必死で勉強して看護専門に入ったらしい。
  そして看護婦になれた。
  毎日きつかった。患者に逆切れしそうになったこと、先輩のいじめ。それでもがんばった。

  ある日、当直の時患者からナースコールが入った。
  そこは個人用の、金持ちさんが入院する素敵な別室。
  部屋に誰かがいるとのこと。ものすごい苦しそうな声。
  ねえちゃんはその頃、先輩からの理不尽ないじめでかなりカリカリしていた。
  へこむ前に逆切れを抑えることで必死だった。

  そして部屋に着いた。ねえちゃんは見た。
  うめく患者。患者を見下ろす黒いコートを着た男。
  「あなたなにやってんですか?面会時間はとっくにすぎてますよ!」
  ねえちゃんはとりあえずそう言った。

  すると男がゆっくり振り返った。
  その顔は……鼻がそげおちて穴だけ。目があるはずのところに、黒い大きなあなが空いている。
  頭蓋骨にところどころ皮膚を貼ったような不自然な顔。

76 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/07/05 21:24 ID:cSOZPY28
  ねえちゃんはたちの悪いいたずらだと思ったらしい。
  ねえちゃんはぶちきれた。
  患者とぐるかよ。あたしは疲れてんだ。
  今だって疲れた体必死で動かしてだのなんだの、考えがまとまる前にねえちゃんはぶちきれた。
  「おまえどこのもんじゃ!!そこでなにしとんねんわれ!!
  なんやねんその顔おまえなめてんのか?あぁ!?なんかいうてみぃ!」
  骸骨顔の男は一瞬ひるんだらしい。

  ねえちゃんはめちゃくちゃに怒り狂っていた。
  ひきずりだしてやろうとその男の前まで行き、手をつかむとすり抜けたらしい。
  そこで怖がればいいものを、ねえちゃんはさらにきれた。
  その時にはねえちゃんも、一応この人はこの世のもんではないと
  認識はできたそうだが、怒りが止まらなかったらしい。

  「おまえ死んでんのか!なに未練もってさまよっとんねん!
  そんなんやからそんな顔になっとるんじゃ!鏡見てみろおまえきもすぎや!!」
  その時、骸骨の彼は間違いなくはっきりと、傷付いたように顔をさらに歪めたらしい。

  とどめの一発、
  「おまえ童貞やろ」
  骸骨は下を向き、そしてすうっと溶けていくように消えたそうな。

  患者から後でものすごく感謝されたらしいです。
  ねえちゃんいわく、
  「幽霊?そんなもんなんぼでもおるけど、人間の方が怖いって。そんなん気にしてたら看護婦やっとれんやろ」
  とのことでした。

  ねえちゃんのほうがこわい。
  今ねえちゃんは看護婦を退職し、旦那さん(郵便局員)と幸せに暮らしております。

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