スピリチュアリズム・ブログ

東京スピリチュアリズム・ラボラトリー会員によるブログ

【雑報】母なる太陽さんはご機嫌が悪い?

2011-06-16 18:01:53 | 高森光季>その他

 別に不安を煽るつもりはないし、2012年予言に肩入れするつもりもないのですが、このところ、太陽の活動に関するニュースが出ていて、ちょっと気になったもので。
 太陽の活動は周期的(ほぼ11年周期)に活発になったりおとなしくなったりすることはかなり前から知られてきました。黒点が多くなる時は活発期で、少なくなるときは不活発。これと景気循環が関係あるという説は前からあります。
 で、今回の極大期は来年2012~13年らしい。この時には太陽表面で巨大な爆発(コロナ質量放出=CME)があって、それが地球の方向に向いたものだと、地球に大量の宇宙線や電磁波がやってくる。普通はそれは大気や地磁気によって防がれている(北極・南極ではガードが薄いのでオーロラになる)わけですが、強烈な「嵐」だとガードを突破して、なにやら香ばしいことが起こる。NASAも一応警告のようなものを出しているらしいです。これに尾ひれがついて、NASAが大カタストロフィを警告しているといったデマも飛び交っているようです。
 ただ、ちょっと気味悪かったのは、ついこの前、6月7日に起きた「大爆発」で、なんと太陽表面から物質のようなものが噴き上がって、宙を飛んだ後、表面に落下していく映像が確認されました。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=NJN0hWMrugE
http://oka-jp.seesaa.net/article/208258970.html
 美しいけど、恐い。これが「こっち向いて」のものじゃなかったのが幸い。
 こんなのが地球に向けてあったら確かにやばいかもしれない。送電線に異常電流が流れて、電気器機がパーになるかもしれません。コンセントを抜いておけば大丈夫なのでしょうが、いくら太陽から来るまでに8分はかかると言っても、その間に「緊急磁気嵐警報」が出されるとは思えないので、予防は難しそう。まして、宇宙線(放射線)だったら、家の中にいてもちょっと……

 と思っていたら、今度は「太陽が休止期に入り、小さな寒冷期が訪れる」という説が出されたようです。要約すると、
 《太陽活動が近く休止期に入る可能性があると、米国天文学会の太陽物理学部門の会合で、天文学者らが指摘した。数年前から天文学者たちは、太陽は2012年前後に激しいフレア活動や黒点増加がみられる活動極大期を迎えると予想してきた。しかし最近、太陽はその予測とは正反対に、異様な静けさを見せている。黒点が著しく減少する太陽活動の休止期は17世紀以来はじめてで、このような時期には、わずかだが地球の気温が低下する可能性がある。天文学者らは現在、近く訪れるとみられる太陽活動の休止期がモーンダー(Maunder)と呼ばれる70年間続く活動極小期にあたるのかどうかを調べている。モーンダーの期間は黒点がほとんど観測されない。前回のモーンダー期だった1645年から1715年は「小氷期」とも呼ばれている。》(6月16日、AFP/Kerry Sheridan)
http://ime.nu/www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2806591/7348973
http://ime.nu/www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110615001

 あれ、最近「静けさを見せている」? どっちなんだよ。かあちゃんのご機嫌は推測・予測不能? まあ、極大期の後は静謐期に入るのだろうから、寒い時期が来るのは自然なのかも。それが異常に長引くかもしれないという警告のようです。

      *      *      *

 スピリチュアリズムの一部の霊信では、太陽には太陽人(solar men)という非常に高級な霊的存在が住んで活動していて、その方々はどうも地球圏の生命活動も管掌されていると言われています。こういうことはあまり言いたくないのであって、こういうことを言うと、「だからお前たちは頭がおかしいと言われるんだ」とボロクソに言われそうなのですが、そう言っている高級霊がいるんだから仕方がない。そこだけ隠すわけにもいかないし。困るところで、ここで言っている太陽は、霊的レベルで見た太陽で、それがこの物理レベルに投影されるとああいう火の玉に見えるだけだ、というような弁護をしても、まあ、ちょっと虚しいか……。
 ただ、地球の物理的レベルの全生命は、太陽に依拠しているわけだから、単にそれが燃えさかる燃料源に過ぎないと考えるのもちょっと失礼なような気はするのですけど。

 高級霊は「地球が破壊されたり人類が滅亡したりすることはない」とおっしゃられているので、あんまり心配することはないと思いますけど。
 ただ、前にもちょっと書きましたが、自然条件もあるし、人為的な問題もあって、これから「世界的な食糧事情」は悪化の傾向にあることは確かだとは思います。それがどのくらいのものになるかは不明ですが。
 もし「まだ俺は“うんざり、もうけっこう”と言うほどには牛肉を食べていないぞ。“もうおしまい”と言われたら未練が残る」というような方がいらっしゃったら、今のうちかもしれませんよ……というのはちょっと悪い冗談(笑い)。

 湯布院に私が崇敬する木工作家の方がいらっしゃるんですが、その方はある田舎の生まれで、お父様は農業をしておられたそうで、そのお父様のある姿を印象深く覚えているそうです。
 それはまだ暗いうちに畑に出て、日が昇ると、そのお日様に向かって手を合わせて祈る姿だそうです。別に何の宗教信者でもなかったのに、お天道様に祈ることは欠かさなかった、と。
 日本人は昔からお天道様がすべての命の根源で、われわれはお天道様に生かされていると知っていたのですね。
 夏になると暑くて、つい「もう顔も見たくない」と悪たれ口を叩きたくなるお天道様ですけど、ちょっとたまには手を合わせて祈るべきかなあ、などと思ってしまいます。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿