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Pretenderの備忘録

六番目の小夜子 小説

2021-08-12 17:19:26 | 読書
恩田陸 2001 新潮文庫

1992年に新潮文庫のファンタジーノベルシリーズの一冊として発表され、その後大幅に加筆の上、98年8月に単行本として刊行されたとある。
文庫はドラマ化と連動していたのだろうか。

ドラマを観た後に読んだので、ドラマのイメージと重なりながらということになる。が、同じようで違うのだ。まず、ドラマの主人公は小説には出てこない。小説の中心人物はドラマにも登場するが、相関図が微妙に異なる。そりゃそうだ、主人公がドラマに付け加えられてるんだから。役割も微妙に入りくりになり、独自のエピソードがそれぞれあり。似てるけど、それぞれが違ったものとして楽しめる、比較してもっと楽しめるかもしれない。

ここから長い年月が経ち、蜜蜂と遠雷が生まれたと思うと、不思議な感じだ。若者に対する温かい目線は変わらないかもしれない。
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