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Pretenderの備忘録

三月大歌舞伎 昼の部

2012-03-11 20:21:16 | 歌舞伎
新橋演舞場 2階右列26番

一、荒川の佐吉(あらかわのさきち)

  序 幕 江戸両国橋付近出茶屋岡もとの前の場より
  大 詰 長命寺前の堤の場まで

                 荒川の佐吉  染五郎
                丸総女房お新  福 助
                隅田の清五郎  高麗蔵
                 大工辰五郎  亀 鶴
                   お八重  梅 枝
                鍾馗の仁兵衛  錦 吾
                成川郷右衛門  梅 玉
                相模屋政五郎  幸四郎


二、仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)

  九段目 山科閑居

                   戸無瀬  藤十郎
                大星由良之助  菊五郎
                    小浪  福 助
                  大星力弥  染五郎
                    お石  時 蔵
                 加古川本蔵  幸四郎

荒川の佐吉、江戸の芝居を仁左衛門が当たり役としていたが、染五郎が仁左衛門から学んで、これから当たり役となるかだろう。声がもう少し伸びるといいなあと思う。亀鶴の辰五郎がしっかり。

山科閑居、動きが少なく、長く、通しではかかることは多くないが、単独で上演されることが多い。今回は、豪華顔合わせではあるが。戸無瀬は多分、現時点では藤十郎が再興ではあろうが。菊五郎の由良之助、初めて見る、重厚さにやや欠けるか。福助の小浪、娘であることをデフォルメしすぎている。染五郎の力弥、そろそろ年齢的に難しくなってこよう。時蔵のお石、これは秀逸。気丈な感じがよく出ている。幸四郎の本蔵、想定内。

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