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Pretenderの備忘録

秀山祭九月大歌舞伎 夜の部

2006-09-24 23:48:44 | 歌舞伎
3階4列24番

菊畑
幸四郎の智恵内、まあ特に深みがあるわけでもなく。染五郎の虎蔵、ちょっと線が細すぎかなあ。このくらいでいいのかもしれないけど。芝雀の皆鶴姫、熱演でした。左團次の鬼一、安心して観てられます。

籠釣瓶花街酔醒
吉右衛門の次郎左衛門、これははまり役じゃないかと思う。福助の八つ橋、きられるところでしっかりとエビゾリで美しく。この前、伊勢音頭の万野でこれやって違うよなあと思ったけど、笑。もっと妖艶な深みが出てくればと。この組み合わせでこの芝居は今後も何度も上演されるんだろうから、今後に期待。縁切りの場で小道具の掛け軸がずれて、ばたっと落ちた。ああいうの、まずいなあと。

鬼揃紅葉狩
染五郎、女形も出来ますって話なんでしょうけど、海老蔵の藤娘とまでは行かないけど、綺麗だけど違和感。こういうのは菊之助とかがやればいいんじゃないでしょうか。子役をあざとく使ってるなと思わせる部分もある舞踊劇。

周囲が老人が多かった。上演中に普通の声で話す。多分、オムツなんだろうと思うが、尿の臭いがする。今何時ですかと、場面切り替えの際に私にも話しかける。そもそもどうして、リタイヤしているはずの人が日曜の晩に来るわけ?平日ならもっと空いてるだろうに。

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