
英国の最新の翻訳劇。しっかりした役者をそろえて、その意欲たるや買いたいが、なかなかしっくり来ていないというのが実情ではないか。文化的な背景の違いは当然あり、それを超えてリアリティや普遍性を感じさせる必要がある。チェコの劇団は、戦争と母というテーマで、そうした領域に迫ったが、主題が今一つ訴えてこない。役者がそれなりだっただけに、惜しい気がした。
作 ベス・スティール
翻訳 小田島則子
演出 栗山民也
出演 江口のりこ 那須凜 三浦透子 近藤公園 山崎大輝 八十田勇一/
西田ひらり 佐々木咲華 下井明日香/秋山菜津子 段田安則
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます