歌舞伎座新開場十周年 吉例顔見世大歌舞伎

松浦の太鼓は好きな作品。三島は下らないと言ったらしい。仁左衛門は可愛く演じている。これは勘三郎が上手かったなア。源吾を松緑が。隼人や歌昇が演じられるようになると良い。

鎌倉三代記。三大赤姫で演じられることが最も少ないのでは。義太夫狂言で話も分かりにくく。梅枝はしっかり演じていた。

所作事三題。染五郎はまだまだ。左近は女形もやるんだと思った。三社祭、息が合ってるとは言いにくい感じだった。吉原雀、又五郎は上手いね、

一、秀山十種の内 松浦の太鼓（まつうらのたいこ）

両国橋の場 松浦邸の場 同　　玄関先の場

松浦鎮信 大高源吾 近習鵜飼左司馬 同　江川文太夫 同　渕部市右衛門　 同　里見幾之丞 同　早瀬近吾 門番平内 お縫 宝井其角

仁左衛門 松緑 猿弥 隼人 鷹之資 吉之丞 橘太郎 松之助 米吉 歌六

二、鎌倉三代記（かまくらさんだいき）

絹川村閑居の場

三浦之助義村 時姫 おくる 阿波の局 讃岐の局 富田六郎 母長門 佐々木高綱

時蔵 梅枝 高麗蔵 歌女之丞 梅花 松江 東蔵 芝翫

三、顔見世季花姿繪（かおみせづきはなのすがたえ）

春調娘七種
三社祭
教草吉原雀

〈春調娘七種〉 〈三社祭〉 〈教草吉原雀〉

曽我五郎 静御前 曽我十郎 悪玉 善玉 鳥売りの男実は雀の精 鳥刺し実は鷹狩の侍 鳥売りの女実は雀の精

種之助 左近 染五郎 巳之助 尾上右近 又五郎 歌昇 孝太郎