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Pretenderの備忘録

母と暮らせば

2024-08-30 23:45:29 | 芝居・ミュージカル・バレエ
この作品は初演、再演も観ている。その間に松下がブレイクして、チケットはとりにくくなっている。
良い作品だ。戦争への怒りと、喜劇要素が上手くブレンドされている。
二人の年齢もあるので、このコンビもそろそろ終わりかもしれない。


紀伊国屋サザンシアター
原案 井上ひさし
作  畑澤聖悟
演出 栗山民也
出演 富田靖子 松下洸平
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破門フェデリコ ~くたばれ!十字軍~

2024-08-29 23:12:56 | 芝居・ミュージカル・バレエ
休憩20分を挟んで、3時間弱。

こうした日本で知られていない欧州の十字軍の歴史を、日本人の原作で日本人の演出で、日本人キャストでやるという企画は凄いなと思う。私は存在を知らなかったが、ジャニーズの上田を入れることでチケットも完売だろう。
メッセージは、戦争の愚かさだろう。
結構、セリフが多い。佐々木は大変だったろうが、舞台出身らしく見事に演じる。上田も健闘。六角が柄じゃないと思っていたが、流石舞台俳優、存在感があった。

パルコ劇場

作 阿部修英
演出 東憲司
出演 佐々木蔵之介 上田竜也 那須凜 栗原英雄 田中穂先 石原由宇
磯部莉菜子 加賀谷奏音 熊野義貴 増山海里 山崎類 渡辺はるか
六角精児
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PRAY▶ vol.4×篠井英介 超攻撃型”新派劇”「天守物語」

2024-08-27 15:33:45 | 芝居・ミュージカル・バレエ

篠井は、過去にも新国立で、天守を演っている。玉三郎の得意演目を演るのは勇気がいるだろう。独特の色気が図書之助の安里は声は出ていた、舞台で活動しているよう。演出は、客席通路も使い、尖った現代的な部分と、能楽的な小鼓、笛を入れたり。殺陣もある。鏡花の世界は玉三郎に通ずるものもあるとは思った。難しい作品だなあと改めて思う。

会場

シアターウエスト

作・演出

作:泉鏡花
構成・演出:桂佑輔

出演

篠井英介、安里勇哉、林佑樹、木許恵介、梅村昌功/長谷川稀世 ほか
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NODA・MAP 第27回公演『正三角関係』

2024-08-15 23:45:39 | 芝居・ミュージカル・バレエ
ストーリーは、カラマーゾフをベースに、日本の原爆開発や長崎への投下がテーマとなる。かなり込み入って、わかりにくい感じはする。一時の説教臭さは亡くなってきているが。

嵐の松本潤は、昨年の大河で初めて演技しているのを観た。シェークスピアとかやって鍛えたらもっといいんじゃんと感じた。ちょっと、「俺様座長感」があったなあ、肩に力入ってるのかな、周りが芝居できる人ばかりだから。
瑛太はある意味常連、長澤も舞台経験を積んできてる。そして、池谷や竹中という怪人が華を添える。


会場 東京芸術劇場 プレイハウス
作・演出 野田秀樹
出演 松本潤 長澤まさみ 永山瑛太 村岡希美 池谷のぶえ 小松和重
野田秀樹 竹中直人
秋山遊楽 石川詩織 兼光ほのか 菊沢将憲 久保田武人 後東ようこ 
近藤彩香 白倉裕二 代田正彦 八条院蔵人 引間文佳 間瀬奈都美 
的場祐太 水口早香 森田真和 吉田朋弘 李そじん
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オーランド

2024-07-26 18:53:15 | 芝居・ミュージカル・バレエ
ウルフの原作がどんなもので、どう翻案したかは分からないが。時を超えたわかりにくい芝居。性別も超える。若干、音声とスクリーン映像を用いるだけで、シンプルなセット。
とにかく、宮沢りえが凄い、存在感が凄い、ほとんど一人芝居のような出ずっぱり話続ける芝居を見事に演じている。


パルコ劇

原作 ヴァージニア・ウルフ
翻案 岩切正一郎
演出 栗山民也
出演 宮沢りえ、ウエンツ瑛士、河内大和、谷田歩、山崎一
ヴァイオリン演奏:越川歩
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