お母さんはわんこ？（その２）

現在、オリンピックを開催中の中国。河南省のある工場で「楽楽（ラーラー）」というわんこが飼われていました。
楽楽は女の子、工場の一角でみんなにかわいがられながら、飼い犬としていわゆる平凡な犬生を送っていました。
そんなある日のこと。友達から楽楽にプレゼントが送られます。そのプレゼントとは、生後１か月の赤ちゃんにゃんこ。どうやら、どこかで保護してきたにゃんこを連れてきて楽楽に引き合わせたようです。しかし、生後１カ月ではまだまだお母さんが恋しい年頃。赤ちゃんにゃんこは、自分より大きな楽楽をお母さんの変わりと思ったようで、その日から楽楽のそばを離れようとしなくなります。
「大変なものもらったわぁ～」などと、もしかしたら当初は、ちょっぴり戸惑っていたかもしれません。しかし「ママ～」って感じで離れようとしない赤ちゃんにゃんこにまんざらでもない様子の楽楽。いつからか、かいがいしく世話するようになります。
そんな、ある日。１度も妊娠したことのなかった楽楽が子猫に母乳を与えている姿を発見。赤ちゃんにゃんこは、毎日、楽楽のお乳を飲んですくすくと成長。しかも、「楽楽ママのおっぱいが一番おいしい～」とばかりに、他の食べ物にいっさい関心を示さないという徹底振りなんだそうです。
それにしても、これまで何度か同様のニュースをご紹介してきましたが、こういう話って意外と多いのかも？
ちなみに今回の写真は、母性本能のかけらもない西子。なかなかアンニュイな雰囲気だなぁなどと思ってしまうのは飼い主の贔屓目でしょうか。