愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

千代田区での取り組み

2010年06月20日 | たっちーの部屋
国会議事堂や中央官庁、大手企業の本社が集中する千代田区。
意外にもにゃんこスポットの多い千代田区では、約10年前から「飼い主のいない猫の去勢・不妊手術費助成事業」に取り組み成果を上げているんだそうです。
事業に取り組むきっかけは平成12年、毒入りの餌を食べた15匹前後の猫が某公園で死んでしまった事件でした。
「こんな痛ましい事件を二度と繰り返してはいけない」
きっとこんなふうに感じた方がいたんだと思います。
そこで、不妊手術に区が雄1万7000円、雌2万円を上限に助成することを決めます。
こうして多い年で約200匹が施術。術後は目印に三角の切り込みを耳に入れ、回復を待って元の場所へ。一代限りの「地域猫」として周辺住民が世話をし、ボランティアも巡回するようになったんだそうです。
こうした取り組みの結果、事業開始の年には72件だった殺処分も21年度は「ほぼゼロを達成したはず」とのこと。
「ほぼ」がどういうものか不明で、かつ、もとの72件が少ない、という指摘もできるとは思いますが、取り組みが一定の効果を上げていることは間違いないでしょう。
ノラが染みついたにゃんこだって、毒を食べて死ぬような猫生の終わり方は望んでいなかったと思います。痛ましい事件でも、それをきっかけにできれば亡くなったにゃんずも報われるような気がしました。
ちなみに今回の写真は、日比谷公園にいた三毛にゃん。正面から撮影しようとすると、回り込むのですが、その都度、顔を背けられてしまいました。このため、わかりにくいですが耳がちゃんとカットされていました。
コメント
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