愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

救出劇だけど…

2010年06月19日 | たっちーの部屋
今回は、千葉県からのにゃんこニュース。
ある雨上がりの朝。
「いやぁ~、関東地方もついに入梅したなぁ。今日は貴重な晴れ間だから、ゆっくり縄張りを点検しなくちゃ」
などと思いつつ、町中をとことこ歩いていたにゃんこ。
下水路の近くまで来ると「夕べ、雨が降ったからちょっと水かさが増しているな。こういうときは落ちないように気を付けないと…」と言い終わる前にどぼん! 濡れた路面に足を滑らせて、真っ逆さまに落っこちてしまいました。
にゃんこはすぐに体勢を立て直しましたが、お腹まで水に浸かっています。
「冗談じゃないよぉ~、誰か助けてぇ~」
という感じで助けを求めて、鳴き続けていました。
すると、たまたま通りかかった近くに住む女性の耳に止まります。
「ん…? 今にゃんこの鳴き声が聞こえたような…。ん? 間違いない、にゃんこの鳴き声だ!」
ということで声のする方向を探し、下水路にいるにゃんこを発見。「こりゃ、大変!」と110番。署員4人が駆けつけ、その様子を見た住民たちと一緒に救出を始めます。しかし救出は極めて難航。その様子を見ていた交番のお巡りさんが、下水路に降りてようやく救出に成功します。
「おぉ~、やった!」
拍手とともに安堵の声が広がる中、見守った多くの人たちに頭をなでられ、徐々に落ち着きを取り戻すにゃんこ。よく見ると、にゃんこは首輪をしています。
それ確認した署員さんが「早く家に帰りなさい」と手を離すと、元気いっぱいに走り去っていきました。
家に帰り「いやぁ~、今日はひどい目にあったよぉ~」と飼い主さんに報告しようと近づくにゃんこ。
「あら、あんた何でそんなにびしょ濡れなの? しかも汚い~! どこで何の悪さをしてきたの!」
こうしてにゃんこはしっかり全身を洗われ、多くの方々によって助けられた善意の痕跡を残すことなく眠りについたのでした。めでたし、めでたし…?
ところで今回のニュースも思いっきり脚色してお届けしています。
正確なニュースはこちらまで。

ちなみに今回の写真は、網戸越しに梅雨の晴れ間の外を眺めるキジロウのしっぽ。甘えん坊でさびしがり屋、しかも小魚さえ食えないコイツは家から逃走したら3日も持たない気がする…。
コメント
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