愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

アビシニアン?

2006年04月12日 | 西子
 僕は、ケータイの待ちうけ画面を西子の写真にしています。これ、愛猫家の常識(のはず)。私を含め、猫を飼っている人や猫好きがいる酒席では、話が半ば強引に猫談義に持ち込まれることがしばしば。そんなときに見せるのが、このケータイの待ち受け画面。その上で「うちのコは…」なんて猫自慢を繰り広げます。実はとってもアルコールが苦手な飼い主・たっちーは、ほとんどシラフの状態で酔っ払いたちを相手に「かわいいでしょー!」と、有無を言わさぬ勢いで写真を見せる猫バカぶりを披露しています。
 以前、やはり有無を言わさぬ勢いで「かわいいでしょー!」と西子の写真を見せたら「アビシニアンですか?」と思わぬ質問。違います。西子は間違いなく雑種。なんたって、西新宿の駐車場で丸くなっていたくらいですから、そんな有所正しい猫であるはずがありません。身体だって小さいし。でも、そういわれて改めてよくみれば、たしかにアビシニアンに柄が似ています。もしかしたら、西子のお祖父さんかお祖母さんあたりが、アビシニアンだったのかも? です。それまでは、アビシニアンっていう種類の存在を知っていた程度でしたが、この一件以来、ペットショップでアビシニアンを見ると、とっても気になるようになってしまいました。
 先日も西子のごはんと猫砂を買いにペットショップに行くと、ガラスケースに子猫のアビシニアンが一匹。ガラス越しに動かした僕の指にじゃれる様子がとってもかわいい。「西子も、子猫のときはこんなに愛らしかったのかな? 今は膝フェチのうるさい猫だけど…」などと思いながら、しばし、ガラス越しにたわむれていました。
 2週間後、同じペットショップに行くと、先日の子猫のアビシニアンはいなくなっていました。どうやら、無事に飼い主が決まったようです。ペットショップで、いわば商品として売られていたのですから、買い手が現れたのはおめでたいはずなのですが、このときなぜか僕の頭の中で流れた「ドナドナ」。思わず、自分で「牛じゃないって!」って突っ込んでました。
 大事に、飼われて、幸せに暮らしてほしいなぁ。
コメント
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