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2011.6.1~。大津波、宮古市、鍬ヶ崎復興計画。陸中宮古への硬派のオマージュ。
 藤田幸右 管理人

ただの解体作業のように見えるが(1)

2019年08月01日 | どうなる福島原発

 

福島第一原発で、倒壊の恐れがある排気筒の解体作業が始まった。

日テレNEWS24   2019年8月1日





 ー排気筒の解体ー  粉塵暴発の恐れあり

 「周辺の線量は毎時0.3mSv」という。「周辺」とは、おそらく地上に限らないだろう。1日8時間で2.4mSv、10日も働けば24mSv。たちまち作業員の上限線量(20mSv/y)を超える。── 作業員はそのあたりでクビになる。ある線量を浴びると、それが限度でもう放射能を浴びる事は出来ない。それが20mSv/yだったと思うが、50だったかもしれない…


単純なアナログ解体工事に見え、しかし、目の前が真っ暗になるほどの殺人的慎重さで無謬工事をしなければならない緊張
現場である。地上に鉄骨が落下してしまったらどうするのか?!  回答はない。こちらの現場は風も吹く、粉塵が巻き上がれば影響ははかり知れず、線量の沈静化の時間もわからない。炉心のデブリ撤去よりむずかしいのかもしれない。蒸気爆発に次ぐ粉塵暴発!


無人工事だからよし、としてるだろうが、切断解体で撒きちらす放射線量はただ中空に放散されているのだろう。どのくらいの放射線量で、どの方向に、時間帯はその都度どうなのか?  公表されているのか?

無条件工事をさせてはならない。

(ブログ管理人)






[関連記事] 福島原発 汚染水処理     2019.8.13

 

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