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2011.6.1~。大津波、宮古市、鍬ヶ崎復興計画。陸中宮古への硬派のオマージュ。 藤田幸右(ふじたこうすけ) 管理人

見学会 説明会の不実(3)

2017年11月19日 | 鍬ヶ崎の防潮堤を考える会

核のごみ

NUMO「参加者動員」を謝罪 

処分場意見交換会 /岩手


 
意見交換会で参加者の一部を動員していた問題について報告
陳謝するNUMOの伊藤真一理事(中央奥)  =盛岡市で
 
 

 原子力発電環境整備機構(NUMO)と経済産業省は16日、盛岡市内で、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた市民との意見交換会を開いた。意見交換会を巡っては、若年層の広報業務を委託した業者が謝礼金などを提供する約束で参加者の一部を動員していたことが14日に発覚。発覚後、初の開催となったこの日の意見交換会ではNUMO幹部が謝罪した一方、参加者からは会議のあり方に対する批判や疑問の声が相次いだ。

 

 最終処分場の選定について国は2015年、自治体の公募方式から、国がまず適性の高い地域を示す方式に変更。意見交換会は経産省が7月に日本地図を地質学的な適否に応じて塗り分けた「科学的特性マップ」を公表したのを受けて10月から始めた。業者は5都府県で開いた意見交換会で学生約40人に謝礼金などを持ちかけ参加させていた。

 

 この日は市民ら46人が参加し冒頭、NUMOの伊藤真一理事が今回の経緯を報告。「『決してそういうことをやってはいけない』ということを再三申し上げていたが、(業者)自らの誤った判断でそういうことになってしまった。業者から『こういう意見を言ってくれ』というようなことは一切言っておらず、議論の内容に影響するものではなかった」と釈明した。その上で「いろいろな意見をいただき、事業運営に反映していくという意見交換会の趣旨からすると、会の公正性に対する皆様の不信を招きかねないもので、委託先に対する管理が十分でなかった。深くおわび申し上げたい」と陳謝した。

 

 その後の質疑応答や意見交換でも、参加者からは「金銭による動員のようなもので、会議がゆがめられるのは非常に問題だ」「業者に委託するより、大学に出かけて募集する方が圧倒的に人が集まる」などと批判が相次いだ。

 

 参加した盛岡市の主婦(63)は「現実に動員が行われたと聞いてびっくりした。福島第1原発事故もあり、原子力は皆の関心事項となっており、しっかりと募っていれば参加者は集まると思う」。

 

傍聴していた原子力資料情報室の伴英幸共同代表は「参加人数を成果として報告しなければならない会議が多く、関係者が皆、数字を気にする傾向が、今回の問題を生んだのではないか」と話した。【佐藤慶 】

 

 

 

メーリングリスト "待った再処理" より

 

 NUMO・干し柿基準オーバー他お知らせ」 2017.11.18

 

みなさん・wさん  

F.Nです。お知らせします。

 (中略) 

 

1)意見交換会の感想など
 
 
 NUMOなどからの説明後、サクラ学生を参加させたことに対して「国民の合意形成の場へ学生を金銭で
動員することにより合意形成が歪められる」と抗議しましたが、これに対し理事は「ここは合意形成の場ではない」と答えました。
 
 では何のためにこの会を開催しているのでしょうか。国の方針を伝えそれに対して
の単なる意見交換をして終わる会(言わばガス抜きの会)とでも捉えているのでしょうか。
これでは原発政策を開始した60年ほど前の中曽根の頃と何ら変わりない国民の声無視のやり方です。
後は金とマスコミの力や学生を動員し世論作りをし共謀罪などを利用し強引に進めて
いこうとしているように思われます。
 
 
国民の合意を得ず原発政策を進め、今度は核のごみの処分も国民の合意を得ずに進めようと
している姿勢がはっきりとわかりました。  
( ※ 赤字はブログ管理人が彩色 以下同)
 
 
核のゴミ捨て場はそこに生活する人々がいるところに最悪の物質を持ち込み
未来永劫管理していく、金・権力のため似非科学者が安全と言いくるめながら。
地域を破壊する政策です。数千年、数万年まで科学でわかるはずもないのに
「科学的」特性マップとして、有無を言わさずやろうとしているのではないでしょうか。
 
 
高知県を見てわかるように、今までと違い、人々の合意を得なければ進まない政策である
ことをエネ庁、NUMO職員は未だ認識していないようです。
 
 
今回の会に出て、国の原発政策を止める方針が出なければ、テーブルにつかないことを
国民の合意にしていかなければいけないのだと痛感しました。
 
 
国民の大部分が脱原発を願っているということ、そしてこれを国に粘り強くかつ
しつこく訴えていかなければならないこと。
 
 
どのテーブルでもみなさん一様に「原発再稼働やめろ」と訴えていました。岩手県民の姿勢を
示すことができとても良かったと思います。年配の人や沿岸でご苦労された方、有機農業の方
さまざまな方が国のやり方に怒りを込めて発言していました。
私たちがいくらパブコメで
訴えたり、署名したりしても無視されるばかりですが、直接エネ庁職員やNUMOの責任者へ
言える場を積極的に活用できたのではないでしょうか。
 
 
エネ庁やNUMO職員の良心へもある程度は働きかけることができたのではないかと思います。
 
 
各都道府県でも同様頑張ってもらい、まずは原発を止める力にしてほしいものと強く
思いました。他色々ありましたが省略します。参加したみなさんから補足などお願いします。
 
 
 
 
2)基準値を超えたあんぽ柿・干し柿(福島県伊達市産)その原因を探る
 
  (以下略)

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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